学校日記

放射線教育

 本日、2校時に3年生が、3校時に4年生が、それぞれ放射線教育プログラムの授業を受けました。

 これは田村市の事業の一環で、放射線リスクコミュニケーションセンターから講師を派遣していただいて、学校の要望等に応じて放射線教育を行っていただくプログラムです。

 3年生は、初めに紙芝居で放射線等について学び、その後、外に出て実際に校庭等の放射線量を測定しました。最後にそれぞれが測定した記録を比べるなどして学習のまとめをしました。

 4年生は、外に出てまず放射線量の測定を行い、教室に戻った後、それぞれの測定記録から疑問に思ったことを放射線技師の先生に尋ねるなどしました。その後、電子霧箱を観察して放射線が通った跡を確認したり、学習のまとめをしたりしました。

 これが電子霧箱で、中にアルコールが入っていて、放射線が通過するとその部分が蒸発したような状態になり、その通った跡が飛行機雲のような状態に見える装置です。ほんの一瞬の出来事なので、目を凝らしてよく見ていないと見逃してしまいます。

 三春町にある環境創造センター(コミュタン福島)に行きますと、より大きい装置で見ることができます。この他にも環境のことや放射線などについてたくさん学ぶことができます。夏休みなどにお子さんと一緒に出掛けてみてはいかがでしょうか。