学校日記

いざ、調査へ!

5年生の総合的な学習のテーマは「生き物呼びよせ大作戦」です。
子どもたちは校内のビオトープにどうすれば生き物が来るのか、日々奮闘中・・・。
そこで、7月14日の総合的な学習の時間は、実際の川にはどんな生き物がいるのか、学校の近くを流れる夏井川を調査することにしました。
調査には、福島県虫の会会長の小林先生をお招きしました。

前日の大雨の影響で普段よりも増水しており、水の流れも速く、立っているのも精一杯の子どもたち。
石をひっくり返し、川底にいる虫を採取します。

「あっ!見て見て!見つけたよ!」

見落としていないか目をこらして観察しています。

調査の結果、水中ではカワゲラやヘビトンボ、カワニナ、ゲンジボタルなど、きれいな水に生息する生物を見つけることができました。
川辺には多くのトンボやチョウ、ニホンアマガエルなど多くの種類の生き物を見つけることができました。
給食をはさみ、午後は小林先生の講話です。オープンスペースには、3年生も聴講に。


さすが虫の会の会長さん。たくさん標本を見せていただきました。
また、小林先生は鳥にも詳しく、貴重な鳥の剥製(はくせい)も見せていただきました。
スズメ、ウグイス、キビタキ、キジ、フクロウ・・・
最初はこわがっていた子どもたちも、慣れてくるとそれぞれの鳥のさわり心地を楽しんでいました。

「わ~、ふわふわだよ!」

小林先生、ありがとうございました。