学校日記

火星大接近

太陽系で地球の1つ外側の軌道を回る火星は、太陽の周りを687日かけて1周しながら、およそ2年2か月に1回、地球に接近しています。
火星は31日に地球に最接近し、今回はおよそ7500万キロまで近づいて、この10年間では最も近い距離になります。火星の明るさは1等星のおよそ15倍の「マイナス2等星」くらいになるとみられ、地球から見える火星の見かけの大きさも、ことしの最も小さいときと比べて直径がおよそ3倍になります。
最接近する火星は、「スーパーマーズ」とも呼ばれ、日没とともに、南東の空に現れ、夜遅くには、南の空に赤く光る火星が観測できます。肉眼で見ることができることから、身近な天体ショーとして気軽に楽しめます。
真っ赤な火星をお子様と探してみてください。今夜は見られそうです!