学校日記

特別非常勤講師による体育科授業

「コーディネーショントレーニング」という言葉をご存じでしょうか。
「コーディネーショントレーニング」とは、神経系の運動能力(一般に運動神経のこと)を鍛えるトレーニングです。 スポーツ選手を見て、センス、身のこなし、状況判断がいいと思う時、それはコーディネーション能力が高いということです。
「コーディネーション能力」には、リズム能力、バランス能力、変換能力、反応能力、連結能力、定位能力、識別能力の7つがあります。これらは運動神経の発達を促し、スポーツ全般の運動能力に大きく関わるだけでなく、音楽やダンス、更にはコミュニケーション力や学習能力にも関連すると言われています。

今日は、特別非常勤講師の方をお招きして、1・2・4年生が「コーディネーション能力」を高める体育科の授業を行いました。

1年生は、大きめのボールを投げ上げて、背中でキャッチ!
ボールの軌道を予測する空間認知能力を高める運動にチャレンジ。

2年生は、ちょっと難しくなります。
投げ上げてから、手足を様々に動かしてからキャッチ!
ボールの高さに合わせて体を動かす能力とリズム感を養います。

4年生は、テニスボール2個を使って、同時または交互にキャッチ!
変換能力や反応能力を高める運動にチャレンジしました。

これらは、遊びの中で自然と養われていく能力です。
神経系の発達が著しい、小学生年代の子どもにとって、遊びは大切なのですね。