学校日記

【小学校】第71回福島県PTA研究大会 二本松大会より(PTA会長)

 11月12日に二本松市で開催されました「福島県PTA研究大会」に本校の箭内PTA会長が出席されました。

 以下のような報告書を頂きましたのでご一読ください。

<第71回福島県PTA研究大会 二本松大会>

11月12日(日)二本松市の城山総合体育館をメイン会場とし、県大会が開催されました。県内PTA会員及び関係者約600名が参加し、盛大に行われました。

本大会は「ほんとの空のもと 変化の激しい時代を生きる子どもたちに明るい未来を! ~人と人のつながり 伝統文化を大切にして~」を大会主題として実施されました。

 

 各種表彰の後、大会決議が採択されました。

一 私たちは、すべての会員の意識の向上とPTA活動の活性化を図るため、会員相互が力を合わせ、関係諸機関や各種団体との積極的に連携したPTA活動を推進します。

一 私たちは、社会の変化や要望に対応できるよう、絶えず事故の研修に励み、子どもたちと共に伸びゆくPTA活動を推進します。

一 私たちは、子どもたちが将来自分の夢を実現できる、健康な心と体を育むPTA活動を推進します。

一 私たちは、子どもたちを取り巻く多くの問題に対して理解を深め、子どもたちの健全育成に努めるとともに、安全確保のために、家庭・地域・学校が連携したPTA活動を推進します。

一 私たちは、特別な支援を必要としている子どもたちの理解を深め、共に生きる社会の実現を図るともに、子どもたちの豊かな心を育むためのPTA活動を推進します。

 

その後、講師に女優の一色采子さんをお招きし、「演じることは生きること」と題してご講演頂きました。

 

 全体会の後は、3つの分科会に分かれ、それぞれのテーマに沿った研究が行われました。私が参加したのは第二分科会で、テーマが「子どもの言動を捉え拓く家庭の在り方~患者と医療面接から見えてくるもの~」でした。

 

 講師は二本松市で開業されている、銀の森治療院院長 渡邊健先生が務められました。渡邊先生は福島県内の小中学校の教諭に従事していましたが、2015年に視覚障害が重篤化したため教諭を退職し、その後盲学校等で再度勉強を重ねて「はり師」「きゅう師」「あんま・マッサージ・指圧師」の資格を取得され、現在の治療院を開業されました。

渡邊先生からは患者さんとの関わりから見えてくる子供との関わり方について学びました。子どもへのアプローチ法の基本は①ホーソン効果「人が『注目される』ことで効果を上げようとする力を発揮する現象」、②ピグマリオン効果「心から期待をかけると相手がその期待に応えてくれる心理効果」であるそうです。怒って良いことはなく、子どもを認めて期待すると子どもの活動が上がり、その結果として成果が上がります。保護者の皆様にも心当たりがあるのではないでしょうか。

 なお、来年の第72回研究大会は令和6年10月12日(土)けんしん郡山文化センターにて、郡山市PTA連合会と田村地方PTA連合会との共催で開催されます。