学校日記

後期始業式講話

本日、後期始業式を行いました。校長講話をご紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「 礼 儀 」

紅白リレーの練習を見ている時に、「校長先生。」と話しかけてきた一年生のこうたさん。
リレーの補欠として、友だちの代わりにこれまで練習していたこうたさんは、
その日、私の前で
「選手の友だちが、走れるようになったので、ぼくは見学していていいですか。」
と、聞いてきた。「選手の子が出られるなら、応援してあげてください。」と話すと、にこっとして「わかりました。」
そして、そのあと、校長の目を見て、ぺこりと頭を下げて
「ありがとうございました。」
といって、走っていった。

上級生であれば、どの子もできるだろうが、まだ一年生のこうたさんのこの礼儀正しい態度に接して、心ががほんわかあたたかくなった。

こんなところにも お家でのしつけ、学級での生活ぶりがはっきり出ている。
折り目正しいということは、見た目がいいばかりでなく、その子の心の中まで手に取るようにわかるものだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10月からは、「相手のよさを感じ、自分を見つめなおす」こと、「チャレンジの充実期」であることを意識して、指導していきます。ご家庭でも話題にしていただけますと幸いです。