夢・愛・自立~Dreams come true!~

”汚れ落とし隊”の奮闘

 本校の清掃は縦割り班による一斉清掃です。卒業式、修了式を目の前に、校内の清掃も学年末を意識したものとなってきています。
  そんななか、年間を通して、校内のあらゆる場所の清掃と環境整備に、フレキシブルに活動する「汚れ落とし班」がいます。
 通称”汚れ落とし隊”が、今年度向き合ってきたもの、それは「校内の床汚れ」です。

 現在活動する後期の汚れ落とし班は4人(3年生1,2年生1,1年生2)です。1階廊下の汚れ落としを前期のメンバーから引き継ぎ、冬休み以降、2階廊下にたどり着いたところです。
 
 写真ではわかりにくいのですが、本校の廊下床面は、古いワックスが長年の塗り重ねで変色し、茶色く固まって至るところ(場所によっては床全面でした)に残っています。そのため校内が暗く、見た目に良くない状況となっています。
 この古く変色したワックスを、①特殊な洗浄剤でで溶かして②ブラシでこすり落とす③水拭きで洗浄剤を拭き取る(最低3回)という作業を15分間の清掃時間で行います。そのため毎日一人当たり0.5㎡~1㎡弱の面積ずつしかできません。地道な作業、生徒達は黙々と床の汚れと向き合い、少しずつ本来の白い床面を取り戻す作業を繰り返しています。汚れを落とす前と後では歴然とした差が現れるので、生徒達は達成感を感じながら作業を進めることができています。
 すでに作業終了した1階廊下、とくに職員玄関ホール付近は、床の白さを取り戻したことで、とても明るく清潔感が増した印象があります。
 1月以降、2階の体育館通路前(視聴覚室前)を実施してきました。11日に卒業式を迎える3年生と、その保護者の方々に、気持ちよく通っていただけるように…”汚れ落とし隊”の思いです。(”汚れ落とし隊”班長は卒業を迎える3年生、がんばっています。)
 現在1-1廊下がもうじき終了するところです。徐々に西(2年生教室)に向かって進みます。
 よろしければ卒業式当日、体育館に入る前に、足下で白くきれいになった廊下に気づいていただけたら、と思います。