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今日の給食~全国学校給食週間です


 1月24日から30日は、全国学校給食週間です。毎年この週間中に給食の由来について知らせ、行事献立が出されたり給食に関わる方々へ感謝の気持ちをもつことを呼びかけたりしています。

 戦後の食糧難による児童の栄養状態の悪化から、昭和21年6月に米国のLARA(Licensed Agencies for Relief in Asia:アジア救済公認団体)から、給食用物資の寄贈を受け、同年12月24日に、東京都内の小学校でLARAからの給食用物資の贈呈式が行われたそうです。
 昭和25年度から、学校給食による教育効果を促進する観点から、冬季休業と重ならない1月24日から1月30日までの1週間を「学校給食週間」としました。(文部科学省HPより)

 では、今日の本校の給食の風景をご覧ください。昨日に引き続き「学校給食週間献立」です。

給食当番が昇降口のコンテナ車から食缶や食器を運んでいきます。生徒達が運びやすいように、準備段階で用務の皆川さんが予めセットしてくださっています。
当番全員が完璧な身支度をしてやってくることが、南中の良き伝統のひとつです。手指のアルコール消毒を済ませ、次々に教室へ運びます。エレベータなしで3Fまで運ぶ3年生は大変です。


1年生の配膳の様子。今日は金曜日で麺の日。献立は牛乳、しっぽくうどん、厚焼き卵、レンコンサラダです。
手際よく、上手に分けていました。席を立たずに食後の歯磨きができるよう、机の上には歯ブラシやコップ、水の準備もできていました。


3年生の様子。みんな順番に並んで待っていました。受験を控えた3年生もこのときばかりは和みムードです。


あと何回、このメンバーで給食を食べるのかな。そう考えるとこの風景は貴重かもしれません。
こちらも食後の歯みがきセットがすでに準備されています。


2年生の様子。普段は班を作って食べるのですが、ここしばらくはインフルエンザ予防対応のひとつとして前向きのまま食べています。カメラを向けると皆、なぜか集中して(?)食べます…。なんと、今日の厚焼き卵には、田村市のシンボルマークが!!(昨日の味のりのパッケージにも印刷されていて驚きました)

 子供たちの食生活を取り巻く環境が大きく変化し、偏った栄養摂取、肥満傾向などが健康課題となっている今日、学校給食は子供たちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるために重要な役割を果たしています。
同時に、友達と食事をともにする給食の時間はきっと、体だけでなく生徒のこころも大きくしていくものだと感じます。