夢・愛・自立~Dreams come true!~
雪がとけると…
2日前の積雪もとけて、だいぶ少なくなりました。今日は期末テスト。さて、次のカタカナ部分を漢字に直してみましょう。
『ユキドケ水が、谷へ流れる』 書けましたか?
【2日前の昼休みのようす】中学生 外で元気に 雪遊び
正解は『雪解け水が谷へ流れる』ですね。「雪が解ける?」「溶けるじゃないの?」
「解」は刃物で牛を切り分けること、つまり大きなかたまりを細かく分けることをあらわす字です。「溶」は「食塩を水に溶かす」など、固体が液体の中にとけて姿が見えなくなることや、温度が上がって固体が液体に状態変化することをあらわします。つまり、気温が上がって雪が「溶ける」と水になりますが、「解ける」を使うと冬の凍えた状態から、春になってゆるむ気持ちが表現できます。
だから、「雪が解けると、春になる」「雪が溶けると、水になる」となるのですね。
ちなみに、木の根元はまわりより、はやく雪がとけます。これを『根開き』というのですが、どうしてはやくとけるのでしょう?
一日ずつ、春は近づいています。