思春期保健教室(2年生)を実施しました。
15日の3校時目に、2年生が思春期保健教室を実施しました。
講師は助産師の吉岡利恵さんです。「異性への理解を深めよう」と題して講話をいただきました。
思春期にはいろいろ悩んだり、自分の気持ちが移り変わったりします。それはあたりまえで、周りの人もそうなのだから心配せずに相手を理解してあげることが大切です。
穏やかな語りで、様々な実例を挙げながら、自己の性の発達理解、異性の理解についてお話いただきました。
一部を紹介します。
思春期は、経済的、社会的、精神的、性的自立のため、「自分のいのちを守る力」を育て、力をつけて大人になっていく時期。
また、男女それぞれの体で生殖能力が発達し、「新しいいのちをまもる力」が備わる時期です。
また、体の性、心の性、表現の性、好きになる性は人それぞれ異なり、男女2通りの性だけでなく、いろいろな性のとらえ方があること。
異性との付き合い方をきちんと考えること。互いを尊重しYES、NOをはっきりと言える関係性であること。望まない妊娠のこと。自分の心を見つめ、考えや気持ちを言葉にすること…などたくさんのお話をいただきました。
生徒たちは、時にはメモをしてしっかりとお話を聴いていました。
以下、生徒の感想を紹介します。
・男性と女性の考えているところが違うということを初めて知り、しっかり相手の気持ちを考えないとなと思いました。
・大切なことは、自分の気持ちや考え、YES,NOをいうことだということです。自分の気持ちを相手に伝えることで、相手も自分のことを考えられるし、自分も相手のことを考えられるので大切なのだなと思いました。
・今まで自分は変なのかなと思っていたけど、先生の話を聴いて自分は変じゃないんだなと思うことができました。
・違いを否定せず受け入れたいです。自分らしさを認め、相手らしさも認めていくようにしたいです。