夢・愛・自立~Dreams come true!~
教育実習研究授業(2年社会)
教育実習生の今日の研究授業は2年生の社会(歴史)です。
江戸時代の元禄文化と、徳川綱吉が行った政策、その後の政策の変化をテーマに学習しました。
前時まで、江戸時代に入って社会が安定し、各地で諸産業が発展して交通網が整備された結果、流通が盛んになり、商業が栄えて都市の発展につながったことを学びました。
元禄文化は、豊かな経済力を背景に成長してきた上方の町人たちを中心としたもので、華やかさが特徴です。
生徒達は、元禄文化を代表する三人の文学者や、浮世絵、装飾画と工芸、歌舞伎等を調べ、まとめました。
授業後半は、将軍徳川綱吉の政策について考えました。特に有名な生類憐みの令については、賛成意見と反対意見があり、自分だったらどうするかという問いに対して自分なりの考えをまとめ、級友と意見交換をしました。
動物愛護の意見もありましたが、厳罰化や政策実施にかかる費用を踏まえると、「ちょっとやり過ぎでは。」と考える生徒が多かったようです。その後、新井白石によって憐みの令が廃止され、貿易制限をして日本の金銀の流失を防ぐ政策をとったことについて学んでいました。