夢・愛・自立~Dreams come true!~
今年度最後の「お昼の朗読」
昼食の時間、図書館支援員さんによる、今年度最後の「お昼の朗読」がありました。
今回で20回目になります。支援員さんから「記念の20回」ということを話すと、放送委員の生徒たちから拍手があがりました。たくさん実施していただき、ありがとうございます。
コロナ禍によって、今年度、給食はずっと黙食でしたが、支援員さんの提案で、年度途中から朗読をしていただくことになり、毎回、楽しみに聴いていました。第1回目は9月で芥川龍之介の「蜘蛛の糸」でした。それから、民話や絵本、時には落語など、「黙食だからこそ」面白いお話をたくさん、そしてじっくり聞く機会に恵まれたのだと思います。
今日朗読した本は、斎藤 隆介作、「半日村」です。山の陰になっているため、1日の半分しか太陽の当たらない「半日村」。米は十分に育だたず、人々の暮らしは貧しい。「それは仕方ないこと、生まれた場所が悪かったから。」と諦めてしまう大人たち。ところが、一人の少年は違いました。少年がとった行動とは…。行動することの大切さに気づかされるお話でした。
図書館支援員の須田さん、1年間本当にありがとうございました。