夢・愛・自立~Dreams come true!~

秋の読書週間

10月27日から秋の読書週間です。部活動の主な大会が落ち着いた今の時期、生徒の皆さんも余暇を楽しむ時間が作れるのではないでしょうか。ICT機器の活用は進めていきますが、読書を通して活字に触れることも大切な学びです。図書支援員さんに、おすすめの本を教えてもらいました。

 「読んでほしい面白い本がたくさんあって、1冊に絞るのが難しいです…2冊いいですか。

1冊目は、恒川光太郎さんの『夜市』というホラー小説です。若者が主人公なんですが、登場人物の行動に考えさせられる短編の物語集です。じわじわくる恐怖が味わえますよ。

2冊目は、教科書にも採用されている絵本で、エラ・フランシス・サンダースさんの『翻訳できない世界のことば』です。これがおもしろくて、読み進めるうちに優しい気持ちになれます。何も考えず『ボケーっとする』とか、日本の『わび・さび』とかを、外国の人に言葉で伝えるって難しいですよね。ほかの国にも同じような言葉があって、人に気持ちを伝えたいっていう思いは、日本人だけではなくて世界中の人たちが持っているんだなあって考えさせられます。

他にも、おすすめがたくさんあるので、ぜひ図書室に来てください。」