夢・愛・自立~Dreams come true!~

会議・研修 「JICA国際協力出前講座」を行いました!(3年生)

6月30日(水)3、4校時に、総合的な学習で「JICA国際協力出前講座」を実施しました。

3年生の総合学習のテーマ「共生」のもと、国際理解、国際協力について学ぶために行ったものです。一昨年までは「JICA二本松」を訪問し、実際の施設で見学・体験していましたが、コロナ禍であることと施設改修のため、出前講座として実施しました。

JICA二本松青年海外協力隊訓練所の大澤明浩さんにおいでいただき、「JICAの活動について」「開発途上国の現状と、今後の課題について」「課題解決に向けて取り組んできたこと」「私たちができる国際理解、国際協力について」という内容でお話をいただきました。


大澤さんは、2018年からザンビアに行き、活動していましたが、コロナ禍で2020年3月に帰国、その後はJICA二本松で活動しています。ザンビアでの経験をもとにお話しいただきました。
そのお話の中には、私達の感覚では想像もつかないようなことがたくさんありました。(最後には、「私たちができる国際理解・国際協力」として、「人・モノを大切にする」「節水を心がける」「マイボトルを持つ」「服・給食・ランドセルを届ける」「国際協力団体の活動を調べる」といったことに加え、大澤さん自身が感じたこととして「相手に興味をもつ」「相手の行動や考えの背景を想像する」「自分のことを知ってもらう努力をする」「自分が大切にしている基準を考える」「身近なもの(人)に感謝の気持ちをもつ」ということを話されました。


これは、普段からできること、普段から大事なことだと述べ、お話を締められました。実際の体験に基づくお話だったので、説得力があり、大変ためになる貴重な時間となりました。

以下、生徒の感想を紹介します。

○今回の出前講座を通して、JICAの活動、アフリカのザンビアでのJICAの協力、そして自分達が今できることについて学んだ。貧困などに対し、JICAは様々な協力や援助を行っていて、世界の人々をよりよい方向へ導いているんだと分かった。

○私は、今日この講座を聞いて、貧困で苦しむ子供達のために今自分ができることを探してみようと思いました。

○国際協力は、節水や寄付だけでなく、自分のことを考えたり、相手のことを考えたりすることでもできると分かった。「相手の行動や考えの背景を想像する」ことは、最近国語の文章でも学んだので、とても大事だと思った。