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病院 薬物乱用防止教室(3年保健体育)

27日(金)4校時目、3年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。

講師は、今年も学校薬剤師佐藤善嗣先生です。

佐藤先生からは、「身の回りにある薬物」、「薬物の害と心身・社会に及ぼす影響」、「薬物から身を守るには」をテーマにお話をいただきました。

 

若者に大麻が広がっているというお話でした。原因には間違った知識を鵜呑みにしていることもあるようです。

スマートフォンで知らない人と簡単に連絡が取りあえてしまう環境も問題です。

覚せい剤の摘発人数は減っているのに、大麻は増えてきてしまっています。

現在はスマートフォンが若者に浸透し、薬物の情報に接触する機会も増えています。佐藤先生からは、だからこそ、騙されないために今正しい知識を学ぶ必要があること、インターネット上の情報から何が正しく、何が間違っているか読み取る力をつけることが大切であるというお話を最初にいただきました。

また、違法な薬の使用に限らず、たばこやアルコール、そして本来正常な薬であっても、目的以外で使用することは薬物乱用にあたるとお話があり、普通の薬の利用についても考えさせられました。

今年から18歳成人となりましたが、アルコールは今まで通り20歳からなので勘違いしない等、ルールを正しく知っておくことが大切です。

最後に、薬物を乱用した際の、心身や社会に多大な悪影響を及ぼしてしまう具体例が紹介され、「知らなかった」では済まされないほど悲惨な結果を生んでしまうことを聞きました。それを防ぐためにも、薬物から身を守るために気をつけること7ヶ条等を教えていただきました。

3年生はメモを取りながら真剣に聞いていました。佐藤先生、大切なお話ありがとうございました。