夢・愛・自立~Dreams come true!~

調理実習最終回(2年家庭)

2年生の調理実習もとうとう最終回。最後は魚を使った調理です。献立は『アジフライ』。一人一尾ずつのアジを三枚に下ろします。生の魚を実際に包丁で下ろすのは初めての経験だった生徒も多くいたようで、それぞれ真剣に取り組んでいました。

4時間目には、香ばしい香りがしてきました。おいしそうな『アジフライ』の完成です。

「この魚も、海を泳いでいたんだよな…」

普段生徒が目にする魚は、すでにさばかれていたり、水槽の中を泳いでいたりするので、普段の食事として出ている魚がどのようにして食卓に並ぶのかを知る機会があまりないと思います。

私たちが毎日生きていくために「食べる」ことは欠かせません。それは、多くの動物や植物の命をいただくことで成り立っています。また、その食材としていただいている命も、生きるために命をいただいています。つまり、私たちは 1 つの食材で多くの命をいただいていることになります。そして、多くの人の手を渡り、私たちに届けられる。たくさんの命のためにも、関わった方々のためにも、食べ物は粗末にしないようにしたいですね。