剣道授業最終日(2年・保健体育)
今週5日間、2時間ずつ実施してきた剣道授業は今日が最終日です。
昨年度は、コロナウイルス感染症予防のため、面は着けない「エア剣道」でしたが、今年は、マスク着用した上に面を着け、竹刀を使った通常授業を行ってきました。いよいよ最終日の今日は、練習の成果を試すために試合を行いました。
黒羽先生からポイントを教えていただき、まずは練習です。
黒羽先生から、「試合開始後は、気合を出して前へ出る事」「体を止めることなく、前に進み打ち切ること。」のアドバイスがあり、その後、生徒の動きが良くなってきました。最初の授業の姿からは見違えるようです。
そして男女予選リーグに分かれて試合を行いました。生徒達は気合を出して打ち込んでいきますが、相手も動いているためなかなか技が決まりません。すると、途中からフェイントをかけたり、新しい技を編み出すなど、何とかしようと工夫し出しました。
決勝は、予選リーグを勝ち抜いた男女3名の生徒同士によるリーグ戦です。白熱した試合となり、目が離せません。
試合終了後は心地よい汗を拭き、防具をていねいに片付けます。自然と感想が聞こえてきます。片付けもとても早くなりました。
授業の感想を1人1人に聞いていくと、どの生徒からも「楽しかった。」という声が聞かれました。自分が抱いていた剣道の印象が変わったという生徒もいて、10時間の授業を通じて生徒たちはとても多くの事を学んでいた事を感じました。
黒羽先生から、剣道の楽しさを知ってもらって嬉しかったこと、未熟なのは当たり前のことで自分を否定せずに受け入れ信じること、一歩でも前に進めば成長と言えるから自分を褒めてあげること、他人を気にし過ぎず前向きに生きることなどを教えていただきました。「わたしはわたし あなたはあなた」生徒達も真剣に聴いて復唱していました。
とてもいい時間を過ごしました。黒羽先生、5日間大変ありがとうございました。