教科教室型システムを導入します
船引南中では、来週から「教科教室型システム」を導入します。
「教科教室型システム」とは、すべての教科に教科専用の教室があり、生徒のみなさんが時間割に従って移動していくというシステムです。どの学校も音楽の授業は音楽室で、理科の授業は理科室で行いますが、来週からは、それが国語にも社会にも数学にも英語にも当てはまることになります。
「教科教室型システム」のメリットには、次のようなことが考えられます。
(1)それぞれの教科に特化した教室になり、教科の教材や掲示物が充実し、授業の質の向上につながります。
(2)他学年の授業の内容を知ることができ、復習や予習、教科の学習への意欲付けになります。
(3)教科や授業内容に応じた座席や机のレイアウトができます。
(4)教室を移動することによって、「次は〇〇の授業だ」という意識を持つことができます。
このシステムは田村地区のいくつかの中学校でも取り入れています。
授業を行いながら、それぞれ教科ならではの教室に変わっていきます。どのように変わっていくのか、とても楽しみです。今まで以上に、それぞれの教科の魅力が生徒の皆さんに伝わることを期待しています。
また、学級活動や道徳、総合的な学習の時間、あるいは給食など、教科の授業ではなく、クラスとして活動するときは、いま生徒が生活している1組の教室が、「ホームベース」という部屋になります。荷物もホームベースに置くようになります。ホームベースは学級のスペースになりますので、生徒の皆さんも担任の先生にアイデアを出して、居心地がよくなるように工夫してほしいです。
さっそく2年生では、ホームベースで来週からの生活に仕方について確認をしていました。
来週から、それぞれの教室で授業を行いながら、困ることがあればその都度話し合い、よりよいシステムにしていくようにします。