みなみっ子NEWS

花丸 1,2年生 全員集合!【道徳教室】

管理職が授業者となり、

1,2年生の合同道徳の授業を行いました。

体験的に学ぶ一つとして、今回は【役割演技】を

取り入れた授業を展開しました。

 

教材のあらすじ

小学校低学年のみよちゃんは、

お友達のたけしくんといっしょに帰るときに、

おいしそうな匂いがしていることに気づきました。

知らない人の家の庭に、

かごに入ったりんごを見つけたみよちゃん

たけし

「だれもいないから、1個だけならもらってもいいんじゃないの?」

みよ 

「・・・。」

みよちゃんが考えているうちに、

そこの家のおじいちゃんがやってきました。

さあ、おじいちゃんを前にして、

みよちゃんはどうするのかな。

 

教師がみよちゃんに扮して1,2年生の前に登場

みよ 

「ねえ、みんなに教えてほしいことがあるの。」

南っ子1年

「なに?どうしたの?」

みよ 

「あのね、りんごがほしくなって、

その家の庭まで行ったんだけど」

南っ子2年

「え?みよちゃんは、どうしようとしたの?」

みよ

「あのね、わからないの。だれか、そのときの

みよになって、どうしようとしたのか

考えてくれる人はいますか?」

南っ子1,2年

「はい!わたし!」「はい!ぼく!」

南っ子2年(役割演技を見ていた子どもたち)

「その前にみよちゃん、みよちゃんはりんごをとろうとしたの?」

「わたしは、みよちゃんは、ほしくても黙ってはだめと思ったんじゃないの?」

みよ

「そのとき・・・。わたした・・・。」

「そのときのわたしを・・・。では〇〇さんになってもらいますね。」

みよちゃんを演じる2年生の女の子

(首からみよちゃんの顔カードをかけると、みよちゃんになります!)

 

教師はおじいちゃんを演じながら、

みよちゃん役の子どもと対話します。

 

役割演技者になった子どもは、みよちゃんになりきって

みよちゃんの気持ちを考えていきました。

みよちゃん役を「私もやります!」と手を挙げる1年生

 

みよちゃんに変身する1年生(カードを首にかけると変身!)

を待つ間、目を閉じる他の子どもたちの様子

おじいちゃん役の教師とみよちゃん役の1年生との対話スタート!

見ていた他の子どもたちも感想を言うなど一緒に考えていきます。

たくさんのお友達の前でも、のびのびと役割演技で発表した

1年生のお友達に対して、大きな拍手が沸き起こりました!

 

学習のまとめの段階では、教師がみよちゃん役になり、

みよちゃんからのメッセージを子どもたちに伝えるという想定にしました。

 

授業に、役割演技を取り入れると、

子どもたちの関心を高めることができます。

 

また、一人一人が学習を効果的に振り返ることもできるようになります。