防犯教室 もしもに備える!
14日月曜日に、防犯教室を実施いたしました。
田村警察署の方を講師として、「不審者が校内に入ってきた際の避難について」の学習です。
子どもたちは、誰一人として声を出さずに真剣に避難できました。
職員も、不審者を見つけた際の声のかけ方や
万が一進入されてしまったときの対処の方法を訓練いたしました。
<不審者発見!>
声をかける教頭先生「こんにちは、どちら様ですか?」
「いや、ちょっと、来ただけ。写真撮らせてくれ」
「失礼ですが、お名前をちょうだいできますか?」
危険な所持品(模造品)が見え、すぐに、職員室の別な職員に
「電話をお願いします」と指示する教頭先生
110番へすぐに連絡する教務
不審者侵入の緊急連絡を受け、全校生の一時避難完了
刺股を手に、児童を守る先生
不審者の気を引き付けている教頭先生たちの声を遠くで聞きながら、
体育館へ避難させるタイミングをみている。
不審者からさらに遠い場所へ避難開始(体育館へ)
子どもたちも、緊張しながら、周りをみて避難
子どもたちを避難させるため、時間を何とか稼いでいる教頭先生
刺股を掴まれないように、
くるくる回しながら不審者に刺股を向け、距離を取る。
手に、ガソリンを所持していることを見つけ、すぐに、消火器を構える教務
このようにしながら、子どもたちの避難する時間を作り、
不審者から遠ざける。
不審者役の警察の方の気迫が伝わり、私たちも緊張しましたが、
「子どもの命を守る」ために、
①校舎の外へ誘導する問答
②相手の動きによっては、すぐに応援を頼み、110番
③「距離」や「時間」を確保するための、刺股(サスマタ)を掴ませない構え方
④消火器を向ける。距離を保てるものが玄関付近にあるとよい。
等々、具体的な演習の中でご指導をいただきました。
さっそく、刺股の設置場所の確認・消火器の場所を移動し、改善を図りました。
演習の後は、体育館で子どもたちへのご指導をいただきました。
子どもたちのためにスタンバイしていたスタッフさん。
汗びっしょりで、体育館へご移動くださっています!
すごい!かわいい!幼稚園生の関心が高まります!
知らない人に声をかけられた場合の演習 6年生が実際に体験です!
相手が捕まえようなど、危険を感じたら、すぐにブザーを鳴らし、驚かせた後、ランドセルを捨てて逃げるなど
その場に応じた危険からの回避の仕方をじっくりと見る子どもたち。
子「丁寧に教えてくださり、ありがとうございました!」
「気を付けます!」「またね!」
私たち教職員が子どもたちを守り抜くことはもちろんですが、登下校も含め、いつも大人がいるとは限りません。あらゆる場面に備えるためには、まずは「自分の命は自分で守る」という、危険回避のための強い意識を一人一人に持たせたいと考えています。
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