会津と田村 オンライン授業研究会 7・27
会津地区の道徳を研究されている先生方(「会津地区の小学校教育研究会道徳部会」)と
本日<オンライン方式授業研究会>として、一部にゲスト参加させていただきました。
本校研究主任が中心となり進めてきた「ひと工夫」道徳について
授業映像で紹介させていただきながら、会津の先生方のご意見を伺いました。
これまで実施してきた各学年の道徳は、どれも「ひと工夫」のバリエーションが豊富であり
代表の映像を一つだけ選ぶには、非常に迷いました。
先生方の「ひと工夫」満載で全部紹介したい授業ばかり!
その中の一つとして、
選びに選んだ結果!5年生の道徳の映像を
会津の先生方に<参観>していただきました!
「気もち柱」「ハートカード」
「ワークシート」「家庭とつなぐ道徳ホームワーク」等々をお伝えいたしました!
会津の先生 「この気持ち柱方式は、2段階で考えていくのですね?子どもたちにとって難しくはないですか?」
船引南 「そうですね。一見すると、大変難しく感じるかもしれませんが、子どもたちは、抵抗なくスッと理解
している様子があります。実は、1年生でも実践したばかりです。
とは言え、分かりやすくするための<ひと工夫>があります!
先生たちは、子どもたちにスモールステップで活動させています。」
「1つ目 主人公が一番いいと思っている駐車場はどこか? A、B、Cの駐車場から一つ選ぶ」
「2つ目 その駐車場を選んだぼくの気持ちを<気持ち柱>に置くというように。」
船引南「頭では、Cの駐車場がいいと分かっている子どもたち。よって、Cをたくさん選んだ子どもがたくさんいま
す。けれど、三色の<気持ち柱>に置くと、それぞれ違うのです。
「例えば赤の柱に置いた子は・・・。Cの場所は自由でいい。自分を信じてもらっているから気持ちがいい。
自信もあるから赤の柱。同じくCの場所と選んだ子でも、<気持ち柱>では、真ん中の黄色の下の方に置く子
もいます。」
「これは、頭では、Cの場所が一番いい場所だと分かっているからCを選んだけれど・・・。でも<自由>って
なんだか怖い。なぜなら、自分に責任があるから・・・。Cの場所を選んだけれど、ドキドキする気持ちがあ
るから、黄色のところに置いたとのこと。同じCでも、その内面は違うのです。」
「子どもたちは、この<気持ち柱ツール>を何回か使っていくうち、今では
難しいというより、違いが見えるので、分かりやすいと言う子もおります。」
等々、会津と田村をオンラインでつないだ授業研究会
初めての試み
音声を切り替える作業が必要であり、リアルタイムでの意見交流が困難な点等々、
やってみたからこその課題が見えました。
会津の先生方との「オンライン授業研究会」のおかげで、
コロナ禍における「授業力向上のための方法」の一つとして
今後の可能性を大いに感じました。
今回は、どちらかと言うと、授業のご紹介がメインとなってしまったので、
次回は、会津の先生方のご意見をもっともっと伺いながら、一緒に授業を語り合う時間を
つくれたら嬉しいです。
会津の先生方、はじめての「オンライン授業研究会」
ご一緒させていただき、本当にありがとうございました!
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