6・16 2年生道徳授業公開
2年生の道徳授業をご紹介します!
<導入>
生活の中で、起こった子どもたちの「出来事」を話題にする先生
子どもたちは、「あっ、確かに、そうだな・・・。」と
自分が見聞きしたことを思い浮かべる。
授業の導入で、子どもたちの生活から話題を提供することで、
子どもたちは、自分ごととしての意識が高まります。
授業の「ひと工夫」です!
先生 「休み時間に、こんなことありましたね・・・。」
子ども「あ・・・。確かに・・・。」
自分ごととして考え始める子どもの真剣な表情
先生 「そのとき、だまっていたらわからないかな・・・早くあやまればよかったと、言っていたね。」
子ども「そうそう、なかなか言えなかった・・・。」
先生 「なるほどね、もっとみんなの考えが知りたいな。今日はこれを考えたいね。」
★ワークシートを配付
子ども 「何?何?これ?」
★ワークシートに「うそ」についての選択肢がア~カまである。
先生 「自分の考えに近いものに〇をつけてください。」
★先生は、その選択肢を読んで聞かせる。低学年の子どもへの配慮(「ひと工夫」)
選択肢の中身を間違えずに、後は静かに一人一人自分のペースで読んで〇をつける。
先生 「その中で一番、自分の考えに近いものを一つだけ選んでください。」
★たくさんの選択肢を読んで〇をつけることは、「個人内ブレインストーミング」(頭の中のいろいろな考えを出して、準備体操)
★頭の準備体操をした後、「一番近いもの」「一つだけ」選ばせることで、いろいろな考えを再検討させる。精査する効果をねらう。
★一つだけ選んだことを、互いに伝え合う。一方向で話して終わらせない、聞き合わせる「ひと工夫」もあります!
話し合った後に、ここでも以下の選択肢を選ぶことになります。
注目は「聞いた」という選択肢があることです!
聞き合うことを推奨する「ひと工夫」です!
ア かなり話せた
イ たくさん聞いた
ウ だいたい話した・聞いた
エ そのほか
★相手の話をよく聞こうとする子ども
先生 「今日は、こんな人が来ています。」
★教材の中心人物の絵を見せる。教材に対する関心を高めさせる「ひと工夫」
子ども「なんか、困っているみたい!」
先生 「どうしたのかな・・・。」
先生 「何があったのかな・・・。読んでみますよ。」
★子どもたちを十分に引き付けた上で、教材文を読み始める先生
★読み終わったあと、静かに時間をとる。時間をとることで、子どもたちが教材をもう一度読み返したり、余韻を感じたりできる。これも子どもが主体となる学びへの「ひと工夫」です!
先生 「さあ、どんなお話だったか・・・。目を閉じて思い返してみてください。」
★子どもたちは、目を閉じる。先生が、声をかけて、開かせると、目の前には猫の顔が!!
子ども 「あ!!猫!!見てる!!」「なんか、笑ってるみたい!」
★教材の題名は「ねこがわらった」じっと見つめる猫を見せ、教材の中に出てくる主人公と同じ体験をさせる先生
先生 「この男の子も、こうやって猫にじっと見つめられたのですよね・・・。」
★うそをつこうとした男の子の気持ちになって考える工夫です。❖明日に続きます。
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