相談役あるいは、顧問 ~6・9道徳授業で語る~
今日は、校内の先生だけではなく、外部から講師の先生をお招きして授業研究会を実施しました!
県中教育事務所の指導主事の先生と田村市教育委員会指導主事の先生3名の先生方です!
指導主事の先生方は、1年間を通して、私たち南小のためにお忙しい中、継続的にご指導くださいます!
本当にありがたいです。
「南小教職員チームの相談役・あるいは顧問」とも言える先生方のお力添えをいただきながら
自校や田村市はもちろんのこと、県中地区に留まらず、県全体における
子どもたちを指導する先生方のお役に立てるような
道徳の研究を確実に進めてまいります。
4年生の授業テーマポイントは、「自然の美しさや偉大さへの感動」「畏敬の念(いけいのねん)」
人間の力の及ばないことやもの・人間の力を超えることやものへの畏れ(おそれ)
についての考えをどのように深めさせるのかです。
4年生の先生は、以下の通りの授業における「ひと工夫」を考え、実行しました!
1 多面的・多角的に考えさせるワークシートの活用
2 学習のユニバーサル化「今ここ」
3 一人一人の考えを表出させる「ハートカード」
4 集団での議論を促す「気もち柱」
5 全体役割演技とICT活用「主人公と同じ疑似体験を促す映像資料」
6 議論する道徳・聴き合うことを促す「話し合い選択肢」
難しく感じるかもしれませんが、実は「ひと工夫」だけなのです。
皆様も一度機会があれば、まずは実際に授業の様子をご覧いただければと思います!
ダイジェスト版4年生の本日の「考え、議論する道徳」です。
「今日の学習の流れ、見通しが持てましたか?」
学習の流れを確認する子どもたち。
授業の導入では、子どもたちの日常から感じていることを
聴く先生
「暑くなってきていますね。お天気が続きますね。」
「はい、空が晴れて気持ちいいです。雲もあって
なんだか、綿あめみたいな雲がいっぱい!不思議!
おもしろいです!」
「すごいね!」「確かに不思議な雲でしょうね。」
「自然の不思議、美しいなって思ったということですが、
美しいものって他にありますか?」「やっぱり自然」「文字」・・・・。
「たくさんありそうですね!」「ワークシートに、<美しい>とあります。」
さあ、みなさんが考える<美しいもの>って何だろう。イメージマップに書き出してみましょう。」
イメージマップで、今ある<美しいもの>についての
概念の洗い出しをした後、発表し合う。
今日は、「美しい」と感じたある女の子の話
教材文を先生が読む。
「お父さんからプレゼントをもらえると聞いた主人公の気持ちは?」
「お父さんに文句を言ったときの主人公の気持ちは?」
「なぜ、お父さんは、物ではなく、景色を娘にプレゼントしたのか?」
等々、子どもたちに考えさせるための発問(質問)をする先生
子どもたちは、ペアで話したり、聞いてもらったりしている。
話し合ったことは、すぐに選択肢に記入 個人から全体での練り合いへ
お父さんに、品物ではなく、自然の景色をプレゼントされた主人公。
「じっと、くぎづけになってしまった」主人公の気持ちはどんなですか?
と子どもたちに聞き、
「今から主人公の女の子にみんななってもらいますよ」
と、大きなテレビ画面に、朝日が昇る映像を見せる。
子どもたちは、映像に<釘付け>になって瞬きもせずに画面に集中
前半紹介はここまでです。明日また続きをアップします。
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