6・25 5年生道徳! その2
★先生が教材文を読み終わった後、<1分間>何も話さないことで、子どもたちが教材文を読み返す時間が確保できるのです!子どもが考えた道徳に転化するための大切な<1分間>なのです!
子どもたちにとって<黄金の1分間>です!!
先生 「さあ、みなさん、赤や青でかなり読み込んでいましたね!」
★主人公の<大輔>が3つの自転車置き場を渡り歩いた話
それぞれの自転車置き場の違いをビジュアルで明確に示す先生
★Aの場所は、ロープがある〇 管理人なし×など
キーワードで示している。
★先生が管理人に扮して動作化!管理人の厳しさを熱演!
先生の意図的な動作化に、<管理>の圧迫感を痛感する子どもたち。
子ども 「ここは、いやな自転車置き場だな・・・。」
先生 「3つの自転車置き場がありました・・・。大輔がこれからも使いたいと思う自転車置き場はどこだと思いますか?」
★A管理的な場所だが、自由で汚く自転車を置く場所
★B全部管理的で、みんな管理人に従い、きれいに置く
★C管理人はいない。自由である。自由なのに非常にきれいにみんな置いている場所
★3つのカードを選ばせ、なぜ、その場所を選んだと思うのか理由を予想して書かせる先生
★それぞれ、ぼく<大輔>になりきって、ABCを一つだけ選び、そのわけを書いている。
先生 「では、大輔が選んだ場所と理由が書けた人は、この<判断気持ち柱>に持ってきて」
★みんな、自分の選んだカードを大輔の気持ちを考えて<判断気持ち柱>に置く。
★大輔が選んだ場所と理由を話す子どもたち。
<頭では、分かっていても、気持ちの上では、管理されるといやな状態>など、知的理解と心情とのギャップを
ビジュアルで示しながら、子どもたちは<管理と自由>について考えを聴き合っている。
先生 「出そろいましたが、だれか、<ここを聴きたい>という人いますか?」
★先生が指名するのではなく、あくまで子どもから<聴きたい>人を選んでもらう「ひと工夫」
こうすることで、学びを<子ども主体><子どもが中心>にする「ひと工夫」
★同じC<自由に任せられている場所>でも、ピンクの柱と黄色の柱に分かれている。
こうした違いを聴き合うことで、考えが深まっていく。
子ども 「〇〇さんのところ聴きたいです!」
★子どもの意見を互いに聴かせながら、先生は、子どもの意見から出た<キーワード>を抜いて黒板に書く!
これも、そのキーワードをもとに、さらに考えを深めさせるための上級者の技術です!「ひと工夫」
★友達の意見を聴いて、考えを変えた子ども
★効果的に追加の資料をCの自転車置き場に張り付け、大輔の気持ちにさせた上で、大輔の気持ちを想像させる!
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