<ごみ問題>本格始動!第1回「子ども会議」10・6
登下校の際に、自ら率先して、ごみ拾いをしていた3年生の子どもたち
子どもたちの気持ちと行動に感動しつつ、安全上の心配がありますので、登下校のときは「ごみ拾い」はしない・一旦保留とさせてもらった日から、子どもたちの思いや考えが深まる時間を取らせていただきました。
この「ごみ拾い保留」の期間にも、子どもたちは「ごみ問題」について友達と話をしたり、ポスターを作ったりしながら、一人一人「ごみ問題」についての考えを深めていました。
3年生「なぜいいことなのに、ごみ拾いをストップしなくてはいけないのかなあ。」
3年生「落ちているごみを見つけても、拾えないのは、なんだか悲しい。」
3年生「SDGsにつながるって思ったから、ごみを拾っていたのになあ。どうしてストップ?」
そんな中、遂に10月6日(水)に子どもたちと「ごみ問題」について話し合う時間を再開させました!!
校長 「みなさん、お待たせしました!担任の先生にお時間をいただきました!」
3年生「わかってます!校長先生、<特別授業ある!って言ってました!>」
校長 「総合の時間におじゃまします!前に、<ごみ拾い一回ストップね!>とみなさんにお願いしましたね。」
3年生「校長先生が言った言葉、頭の中でぐるぐるしていました。」
3年生「なんでって思っていました。ストップって言ったから、やりませんでした!」
校長 「約束を守ってくれたのですね。ありがとうございます。」
校長 「今日はね、みんなに聞いてみたいのです。」
●子どもたちと問答を続けながら、「ごみ」と黒板に書く。
校長 「ストップになってからの間に、みんなが<ごみ拾い>について考えていたことを教えてくれますか?」
「ごみを見つけたときの気持ち」を話す3年生
次々と自分の思いや考えを話し出す子どもたち
「ごみを見つけた!」子どもの数を子どもたちに聞きながら黒板に記入
「ごみ」についての子どもたちの思いや気持ちを聞き、イメージマップを作成
道徳の授業でお馴染みの「気もち柱」登場です!
他教科でも部分的に活用することができます!万能な「気持ち柱」です!
校長 「ストップになってから、ごみを見つけたときは、どんな気持ちでしたか。」
3年生「目の前にあるのに、なんか、通りすぎちゃうのは、苦しい感じ・・・。」
3年生「拾ってはだめだから、見ないようにしたけど、そもそも、なんで捨てる人がいるのかなって。」
3年生「お母さんは、今コロナだから危ないって。だからごみを手だけではさわるとこわいなって。」
●ネームカードで、自分の思いを気持ち柱に表示し、語り合う子どもたち
ごみ問題について、真剣に語り合う子どもたちの姿
次々とお互いに質問したり説明したりが続きます。
白熱教室!船引南っ子3年生の「子ども会議」
全体での話合いだけではなく、グループにおける「語り合い」は止まりません!
次々と!!
中には、テレビでごみを一生懸命に拾っている<大人の人>の名前も例にして、語り合う子どもたち!
熱く語り合いながら、以下の点が整理されました!!
子どもたちの会議の中から出された中間まとめです!!
教師がすぐに指導して、教えるのではなく、あえて「考えさせる期間をとる」
その中で、子どもたちの探究心が益々芽生え、深まっていました!
さあ、子ども会議第2回が楽しみです!
「ごみ問題」について、さらに考えていきたいと、子どもたちの目はキラキラしています!!
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