7・6県内初?! 小小中道徳の授業実現! ~「船引南地区で共に育つ子ども」をつなぐ挑戦!!~
今日は、船引南中学校と芦沢小さんと共に「船引南小と芦沢小の6年生と船引南中学校1年生との合同道徳」の授業をついに実現することができました!!
授業者は本校6年生の先生が担当しました!
コミュニティ・スクール元年の実践・道徳研究実践の試みとして、本校研究主任の先生(2年生の先生)が中心となり監修!
本校職員はもちろんのこと、チーム船引南地区職員をリードしながら準備を進めました!
コミュニティ・スクールにより教職員同士がつながるのはもちろんですが、
「子ども同士をダイレクトにつなぐこと」を大切にしたいと考えました!
「子ども同士もつなぐ必要がある」
「つなぐなら、内面に直結する道徳でつなぐのはどうか?」
「子ども同士の学び合いは大きい!!」
「子どもたちは、地域の大切な担い手!心の交流を深めるのは大切!」
「中学生と共に生き方を考えるのは、相互に影響するだけに効果的!」
「中学生ってこんなことを考えているんだなって、この1年の大きさを
先生が教えるのではなく、授業を一緒にすることで、体感できる!」
等々、子ども同士をつなぐ教育的意義を考え、授業は「船引南道徳」スタイルで実施。
はじめて本校の授業スタイルに参加する子どもたちも、スムーズに学習を進めることが
出来ていたようです!
なぜなら・・・。
船引南道徳スタイルは、
もとより「全ての子どもたちの学びを作るためのスタイル」だからです。
「学びをユニバーサル化」しているスタイルです。
★「船引南道徳」スタイル6つ視える化
1 学習進行表の提示「今ここ」で視える化。だれもが安心して学習を進められます。
2 授業の進行が一目でわかる「ワークシート」
3 教材で考えさせたい人物の心情を考える「ハートカード」で視える化
4 一人一人の意見を大切にする集団による話合いの視える化「気もち柱」
5 ワークシートがそのまま評価になり、子どもの学習の跡が視える化
6 ワークシートの裏面は家庭学習につなげる「道徳ホームワーク」
家とのつながりを視える化
<授業前>
★中学生や違う小学校とのはじめての合同道徳にドキドキしている子どもたち
<導入>
★教材は、震災の避難所の話を扱った内容。授業の導入では、
3・11の写真をスライドで示すことで、避難所の様子を
想起しやすくする先生の「ひと工夫」
<内容への焦点化>
「塩むすび」について知っているかどうか選択肢でウオーミングアップ
<教材文を読む先生>
先生 「赤は、いいなあと感じたところ・青は、何かひっかかったところや疑問に感じたと
ころに線を引きながら読んでいきましょう!」
★赤青で線を引くと指示することで、読解への集中度を高めさせる「ひと工夫」
★会話文を読む際、インパクトを与える読み方!地の文との速度も変える「ひと工夫」
★先生が読んだ後、1分間は何も話さず。この時間を確保することで、子どもたちは、教材文の読後の余韻を味わったり、考えたり、赤青で線を付け加えたりしていました。
子どもの学習にするための「ひと工夫」!
★赤青で線を引きながら聴く子どもたち
<教材文の中身を確認>
★避難所の様子を写真で端的に示す。
★中心人物の思いを共感的に考えさせるために、顔イラストと「みゆき」という名前を紹介
本来は、イラストや名前なし「私」として本文にあるのみ。
<みゆきの変化を考えさせる>
★避難所でのお手伝いに対して、「結構大変」「部活動もあるし、無理だ・・・。」と感じていたみゆきの気持ちを
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