みなみっ子NEWS

本 船引南小が考える「PISA型の読解力」 1年生 うんとこしょ!どっこいしょ!

本校の本年度の課題に「読む力」の育成を掲げています。

 

「読む力」をつけるとは・・・。音読を上手にすることだけとは考えておりません。

本校が目指す「読む力」とは・・・「PISA型の読解力」です。 PISA※1

 

PISA※1

PISA(Programme for International Student Assessment)と呼ばれる国際的な学習到達度に関する調査 

 

このPISA調査では、「読解力」について、次のように説明しています。

 

「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」

 

★「読解力」が注目されてきたわけ

平成15年に実施された「読解力」に関するPISA調査で「読解力」の低下が問題となったことに関連して、日本では、PISA調査が定義する「読解力」が、これからの時代に必要な力として研究されてきた経緯があります。

 

2021年。今やこの「読解力」は、グローバルスタンダードとしての学力そのものと言える力となっています。

 

 よって、学校が目指す「読む力」の育成には、

1「情報の取り出し方」

2「解釈(説明)のし方」

3「思考力の深まり」

4「表現力・アウトプットのさせ方」

 

等々をどの教科でも意識して、子どもたちの力を引き出していければと考えています。

 

尚、現在全職員で取り組んでおります「船引南式道徳」は、

道徳における「PISA型読解力」への挑戦であり、

授業における具体的なアプローチ方法として、

先生方の「ひと工夫」の在り方を検証しながら、具現化させているところです!

 

  

 <1年生の「読む力」の育成 カブの茎の先を想像し、大きさを考えながら、読み方を変えて表現!

声の調子であったり、力の入れ方であったり、状況をとらえながら、表現!>