みなみっ子NEWS

NEW 7・21 1年生の道徳 ~役割演技で、リアルに考えて~

田村市の2学期制最大特権!

長期休み前、カウントダウン2でも授業研究可能!              

1年生の道徳授業研究を7・21に実施しました!

 

本日も船引南小チーム顧問の講師の先生を2人・本校初代校長であり、コミュニティ・スクール運営協議会長・他地域の先生をお招きし、研究授業を実施しました!

<導入>

先生 「みんなに会いたいって言っているお友達を紹介します。」

子ども「え?誰ですか?」

★困っているクマの顔を見せる。

子ども「なんか、くまさん、困っているみたい・・・。」

先生 「名前はね、<ぷうた君>って言うんだって。」

★黒板に<ぷうた>と書く。

先生 「何かね、やくめを頼まれたんだって・・・。」

子ども「えっ?何?やくめ?お仕事?」

★導入で、子どもたちの関心を十分に高めた上での授業

先ほどの黒板<ぷうた>に続けて<のやくめ>と本日の教材の題名を黒板に書く。

あくまで、子どもの意識に寄り添う形での提示を守る先生。これも「ひと工夫」

 

<展開>

★低学年の子どもの集中度を高めるため、教科書の挿絵を見せながら紙芝居形式で、

教材文を読み始める先生。低学年の子どもたちへの効果的な「先生のひと工夫」

★教材を読んだ後、子どもたちが教材から感じたことを振り返る時間を確保するため、

 1分間黙る先生の「ひと工夫」実は非常に重要な「ひと工夫」と考えています!

★この1分間は、子どもたちが主体的に学び始めるスイッチオンのための時間!

先生 「ぷうた君困っていたね。どうして困っていたの?」

子ども「りすさんは友達だから、配るあめを3個でなくて、4個にするかどうか。」

先生 「え?友達?どんな友達なの?」

子ども「りすさんは、一番のなかよし」

★質問形式で、子どもと対話することで、子どもたちに、本教材で「考えさせたいこと」

を焦点化させる先生の「ひと工夫」です!

先生 「一番のなかよしを見つけたぷうた君だね」

子ども「はい!できます!「はい!」

先生「あめくばりをするぷうた君になれる人いますか?」

★役割演技で、数人の登場人物にあめを配るぷうたの場面を再現させる先生。

低学年の子どもたちにとって、動作化と役割演技は効果的な学習活動です。

動作化することで、話の場面を確認し、即興的に演じる役割演技により、主人公の言動を自分の考えにより表出することができます。

★演技している子どもたちだけではなく、見ている子どもたちも「心紙」を振りながら参加

先生「あ、何個渡すのかな・・・。」

★演技しながら考える子どもたち

★ぷうた君とりすさん等、役割演技で考える子どもたち。

先生 「ぷうた君は、うさぎさんたちには、あめを三個ずつ配ったのですね。」

   「さあ、一番のなかよしのりすさんがあめをもらう番・・・。」

★  ぷうた君役の子どもが、一番のなかよしのりすさん役の子どもの前で緊張。

何個渡そうかとあめ袋に手を入れながら、考えている様子。

先生 「あっ!渡しましたね。何個渡したのかな?」

子ども「4個配りました。」

★なぜ何個渡したのかをあえてこっそり聞く先生。

先生 「どうして4個配ったのですか?こっそり教えてください。」

★役割演技で、一番なかよしの友達には、特別に4個配った子どもにその理由を聞く先生。

他の子どもにも、「4個配った主人公の気持ち」を考えさせるため、みんなの前で理由を聞くのではなく、あえてこっそり理由を子どもから聞いた先生の「ひと工夫」

役割演技の子どもから先生に耳打ちさせることで、発表の子どもの考えにひっぱられずに、

自分の考えで、主人公の気持ちを考えさせるための「ひと工夫」です。

★他の子どもたちは、自分の考えた気持ちを