南っ子NEWS

朝の出来事 子どもたちは・・・。

晴れやかな空でしたが、今日の朝はとても寒く、

「おはようございます。先生、寒いです」と口にする子がたくさんいました。

一列になって集団でどんどん歩く子どもたち。

 

校舎の入り口に差し掛かったところ、

突然、高学年の子どもたちが走り出しました。

 

「どうしたの?」

「・・・。」

 

土の上に横たわっている小さな鳥を見つけたのです。

硬直したままの小さな鳥

その鳥を無言で見つめる子どもたち。

 

「触ってはいけませんよ」「近づいてはいけませんよ」と、

病原菌等に感染させてはいけない・危ないという意識が先行し、

慌てて声をかけましたが、

 

子どもたちは、じっと動かず。

鳥に触れない距離をぎりぎり保っているけれど、

心は、その鳥の近くに寄せているのがわかりました。

 

誰一人、騒がず。

慌てたり、怖がったりする素振りも一切ありませんでした。

 

しばらくすると、手を合わせ始めたのです。

手を合わせながら、何かつぶやく子もいました。

 

コロナ禍にあって、「安全・安心」を求めて声高に、

私たち大人が奔走していますが、

 

そんな世の中の慌ただしさや不安定さとは対照的とも言えるほど、

静かに静かに、鳥の消えてしまった命と向き合う子どもたち。

 

子どもたちのものの見方や感じ方を「急き立ててはいけない」と

はっとさせられた朝の一コマでした。