みなみっ子NEWS

NEW 福島県の先生として 道徳編 ~小中問わず~

玉川村の中学校でも、本校で進めている「気もち柱」「付箋ワーク(3分まわし)」活用による道徳の授業づくりが進んでおりました!(3年前から道徳研究で関わらせていただいております。)

 


授業を参観させていただき、その後の事後検討会に参加させていただきました!

 

 

「生命尊重」の授業を実施 事前のワークシート「命についてのイメージマップ

 

教材の中のそれぞれの登場人物の立場を想像しながら記入する中学生

 

主となる人物の気持ちを「付箋ワーク(3分まわし)」で考える中学生!

1付箋にキーワードで、人物の気持ちを書く。

2自分が考えたキーワードについての理由を書く。

3グループでワークシート(紙)を回して、自分の意見を読んでもらい、コメントをもらう。

 

どんどん違う人に紙を回すので、自分の最初の一段目に貼った付箋(自分の意見)に対するコメントがどんどん増える!

紙を回して、どんどんコメントをつけていく中学生

 

ワークシート(紙)が戻ってきたら、お互いに意見を聞き合う。

 

コメントを付け合い、聞き合った後に、最終的に自分が考える付箋(意見)を選び、それを「気もち柱」に貼る子どもたち。

 

「気もち柱」で人物の気持ちを示す子どもたち。貼る位置には、子ども自身の考えの「意味」があります。

 

お互いに聞き(聴き)合う話合いが展開されます。その後に、「イメージマップ」がもう一度登場!

考えが深まったり、新たな気付きがあったりしたことを、はじめの文字と違う色で書き加えます。

 

子どもたちが書き加えた言葉を全体で聞き、黒板に書くことで、個別の深まり全体での深まりにする先生の「ひと工夫」

 

 

本校で取り組んだ「中学校教材」における道徳授業と今回の授業とを互いの学校で確認することで、

小中における道徳授業の相互理解と小中一貫道徳の実践化への糸口としてつなげていきたいと考えています!

 

玉川の中学校の校長先生はじめ、授業者の先生・同学年の先生方に感謝申し上げます。

研究に参加させていただきまして、本当にありがとうございました。大変勉強になりました。