学校 防犯避難訓練

 本日、防犯避難訓練を行いました。この行事は2つの不審者対応のパターンについて、田村警察署より常葉駐在所・生活安全係の方と「ふれ愛隊 ときわ」の方に講師としてお越しいただいて学習しました。

 1つは、学校に不審者が侵入してきたときの対応です。不審者が侵入してきたことを、放送で暗号を用いて各教室に知らせ、各教室では出入口の扉の鍵を閉めて静かに待機している。その間、担任以外の教員が不審者対応をしたり、警察へ通報したりするという内容です。

 もう1つは、児童が下校途中に不審者に声をかけられたときの対応について学習するという内容でした。こちらは、体育館で低・中・高学年ごとに行いました。

 まず、2校時に高学年が行いました。高学年児童は何度も訓練しているので、しっかりと対応できていました。代表になった児童は声をかけられても慌てず落ち着いて受け答えをし、危ない状況になったら車の進行方向の反対方向へ逃げ、「110番の家」へ逃げ込み、状況について話すことができました。

 次に、3校時に低学年が実施しました。低学年児童については、まず「ふれ愛隊 ときわ」の方々に悪い例とよい例を見せていただいて、その後代表の児童が実際にやってみました。代表児童は、よい例をしっかりとまねて上手に対応できました。

 

 4校時は中学年です。中学年児童に対しては、自動車が歩いている後方から来て声をかけられる状況を想定して実践してみました。その場合、危ない状況になった場合、どの方向へ逃げればよいのかを学習しました。

 どの時間においても、代表児童の訓練の終了後に警察署の方々からお話をいただきました。その中で、不審者対応のポイントとして「きょ・う・は・いか・の・お・す・し」について指導していただきました。また、不審者は、顔をしっかりと見られたり周りの様子が気になったりしると、不審な行動が取りづらくなるので、相手の顔をしっかりと見て、あいさつや受け答えをするとよいことも教えていただきました。

「きょ」‥距離をとる。   「う」‥後ろにも気をつける。

「は」‥早く帰る。     「いか」‥(ついて)行かない。

「の」‥(車に)乗らない。 「お」‥大声を出す。

「す」‥すぐ逃げる。    「し」‥(大人などに)知らせる。