学校日記:学校だよりアップしました。

カテゴリ:科学が好きな子

虫眼鏡 3・4年森林環境学習

6月30日(水)2/3校時に中学年の森林学習を行いました。講師に昨年度もお世話になった横田清美さんをお迎えし、活動しました。学習では学校周辺を散策しながら、植物や昆虫を探しました。

植物では、黄色い液で毒のある「クサノオウ」やよごれた硬貨をきれいにする「カタバミ」、強いにおいを持つ「ドクダミ」などの説明をしてもらいました。また、動物の死骸をきれいにする虫なども見つけ、紹介してもらいました。
枝に擬態したクモを見つけ、「わあ、本当だ。木の枝みたい。」「このクモすごい。」などの声が聞かれ、生き物の不思議さに気づいていました。

昆虫は普段から興味を持っている子どもたち。3年生は、クワガタやカマキリ、バッタの幼虫などをとってきて虫かごで飼育しています。虫かごにすみかを作ってあげて、熱心に世話しています。

今回の学習で見つけた動植物は、タブレットで写真に撮り、記録しました。学習したことをまとめて掲示する予定です。

「これ 何という虫ですか?」「それはね。・・・」 


「見つけた!写真撮って」
 
「クワガタがいたよ。あれ?死んでる。」

了解 「ラディッシュ王国」 ”間引き”大作戦

先日植えた学校前花壇のラディッシュの葉が大きくなり、元気なラディッシュを見て「ラディッシュ王国だ」との声があがりました。
本当にたくさんのラディッシュが成長していましたが、理由を話し間引きを行いました。


子どもたちは「大きく育ってほしい。」との願いをこめて間引きをしていました。ただ、抜いたラディッシュをみて「もったいないな。」とポツリ。
新たな場所を探して「実験、明日みてみよう!」と再度植えていました。
また抜いたラディッシュの葉は食べられると聞いて「食べてみたい!」とおそるおそる食べてみましたが苦かったようです。

植物を育てる上で当たり前のようにしている間引きですが、子どもたちにとっては実験の場面になったり、新たな発見があったりと、たくさんの学びがある活動でした。 

晴れのち曇り 里山を学ぼう~森林環境学習①(1・2年)

今年も森林環境学習の季節になりました。講師は昨年に引き続き、横田清美さん(きよちゃん)です。
学校の周りを歩きながら、虫や花、鳥などの生きものや自然のことを学びます。
土手や草むらなど何かいないか目を光らせて歩いていくと、紫色のホタルブクロの花を見つけました。

「昔は袋みたいな花の中に蛍を入れて遊んだから”ホタルブクロ”と言うんだよ。」
ときよちゃんに教えていただきました。
さらに、「どうして、花が下を向いていると思う?」と聞かれると、
「花粉があるから!」「ぬれないようにするため。」
とすぐに答えを言うことができる子がいました。花の知恵をよく知っていますね。

気になるものがあると、ぐーっと顔を近付けて、よく観察したり、分からないことはすぐにきよちゃんに聞いたりして探検を楽しみました。木に止まっている虫や葉っぱにできたこぶのようなもの、アリが群れになって幼虫を運ぼうとしているところなど、次々に興味深いものが見つかっていきます。


でも、中には触ってはいけない虫や植物もあります。きよちゃんが写真を見せながら教えてくれました。子どもたちも「さされたり、かゆくなったりしたら大変!」と真剣に話を聞いていました。
危険なものには気を付けながら、これからもたくさんのものを見て、考えて、学んでいきます!

夜 今夕は”皆既月食”

26日夕方、東の空から上る満月は地球の影に入り赤銅色の皆既月食が始まります。
国立天文台「ほしぞら情報」より

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/05-topics03.html

お天気を期待しています。

理科・実験 どこの空気が雲ができやすい?~科学実験教室~(高学年)

 上手に雲を作ることができるようになったところで、平中先生から
「学校で一番雲ができやすいのはどこの空気だろう?」
と、問いかけがありました。さあて?ペアで話し合って考えます。

「空気が冷えると雲ができたから、冷蔵庫とか冷凍庫とかどう?」
「加湿器の近くの空気は水蒸気がいっぱいだから雲ができやすいと思うよ。」
体験と結びつけて予想を立てます。



ペアになって、学校のあらゆるところに空気を集めに行きました!

 集めた空気を使って雲を発生させました。結果は・・・冷蔵庫など冷えている空気を集めたグループは長い時間雲を確認することができていたようです。
 この理科実験教室を通して、雲が発生する仕組みや予想を立てて課題を追究する学習を経験することができました。子どもたちの新たな発見をしたときのキラキラとした目、とても素敵でした。