学校日記:学校だよりアップしました。

虫眼鏡 幼小中一貫教育「植物の水の通り道は…?」6年理科

幼小中一貫教育の1つとして、授業研究を行いました。6年生の理科の様子です。

前の時間に植物の水の取り道について予想しました。
「人と同じように血管みたいなものがあるんじゃない?」
「前、植物を摘んだときに、真ん中に水みたいなものがあったよ。」
今日は実際に観察する時間でした。

実験の方法も自分たちで考えました。
「水に色を付ければ、水の通り道が分かりそう!」

観察はペアで行います。朝のうちに校庭の植物を採取し、染色液につけておきました。

5時間目、理科室に入ると
「うわ~!すごい!」
「ピンクになってる~!!」
観察開始です!


「くきの中が全体的にポツポツ染まっているね。」
「葉は全体的に色がついてるよ。」
黙々と隅々まで観察し、ていねいに記録します。


観察して分かったことは黒板の表にもまとめます。
「色がそまったところ、同じだね!」
「あれ?でも違う班もあるよ。」


互いの結果から違いを確認して話し合いました。
友だちの観察の結果もよく聞いて、ノートに書いていました。


いよいよ考察です。
「くきの周りが染まっている植物もあれば、真ん中がポツポツ染まっている植物もあるね。」
「ということは・・・!」
友だちと話し合うことで気付きが広がり、深まっていきます。


「植物には水の通り道があることが分かった。」
「植物によって通り道が異なると言えそうだ。」
自分の結果だけでなく、友だちの結果もあわせて、目の前の事実からしっかり考察できました。すばらしい花丸

最後には、一緒に授業をしてきた中学校の山本先生が、こんなものを見せてくれました。

『あじさい』です。
ただのあじさいではありません。花をよ~く見てみると、色にいます。
植物のからだのつくりを利用して作ったものです。
「根から吸い上げた水は花まで行くってことだね。」
「きれい~!」
「他の花でもやってみたい!」
興味津々の6年生でした(^o^)