学校日記:学校だよりアップしました。

ひらめき コロナ感染防止対策 ~冬場の教室換気実験~

コロナウィルス感染拡大が危惧される中、冬を迎えて暖房と換気を両立させる必要が出てきました。
報道では専門家の意見として、換気の方法が提唱されていますが、実際の状況を確認しなければ、合理的な換気ができません。
そこで、子どもたちが主に過ごす教室とオープンスペース、ランチルームの窓の開け方と空気の流れを実験しました。
用いるのは、子どもたちが理科の実験でも行う「線香のけむり」です。

どこの窓を開ければ空気が動くのか、気温の低い外気をどのように取り入れればいいのかを検討しました。
その結果が下図のとおりにまとめられました。

実験の結果は、
①教室の出入り口を10cmほど開ければ、オープンスペースとの空気の流れが起こる。外側の窓を開けても開けなくとも空気の流れは変わらない。
②オープンスペースの窓は、南北それぞれ10cmほど開けておくだけで換気されている。
③ランチルームは、外側の窓を10cm開け、出入り口の扉を全開にすることで空気の流れが起こる。

このときには、換気扇を併用していない実験ですので、状況によっては換気扇も使いながら感染防止に努めていきます。