みなみっ子NEWS

上下水道について学習してきました

 4年生は、社会科の学習で田村市水道事業所と大滝根水環境センターの見学に行きました。

初めは、船引小学校の裏にある田村市水道事業所(浄水場)です。大滝根川からくみ上げた水をきれいにして飲料水にして、船引地区の各家庭に送っている施設です。365日24時間稼働していて、1日にプール20杯分の水をきれいにしているそうです。

 濁った川の水だったのが、薬品を入れて、沈殿、ろ過して水がきれいになっていく様子に、子どもたちも驚いていました。

最初、川からくみ上げた水は濁っています

    川からくみ上げた水は、濁っています。 

 

沈殿、ろ過してきれいになっていきます

      薬品を入れ、沈殿、ろ過、消毒をして家庭に送ります。

 

 次に、大滝根水環境センターに行きました。こちらは、田村市内の下水をきれいにして、大滝根川に流しています。下水をきれいにするのは、薬品ではなく、微生物であることを聞き、実際に電子顕微鏡で、汚れを微生物が食べているところも見せていただきました。

微生物が汚れを食べてきれいにしています

 下水処理場も最初の工程のあたりはにおいがきつかったのですが、微生物が汚れを食べている槽のあたりはにおいもなくなってきていました。最後には、きれいな水に戻っていました。

 

 

 大滝根川の水を浄水して飲料水にする施設と、下水を微生物できれいにして大滝根川に戻す下水処理場の両方を学習して、「水を大切に使う。」「ごみや油を下水に流さないようにしよう。」という発言が聞かれました。

 田村市水道事業所、大滝根水環境センターの皆さん、お世話になりました。