美山っ子日記

4,5年生 食に関する指導

11月20日に、給食センターの栄養士の方をお招きして、食に関する指導を行いました。

<4年生 よくかんで食べよう>
 まず、ふだんの給食の時間について振り返りました。
4年生は、よくかんでいる人もいれば、よくかもうと意識するけれどかめていない、よくかむことを意識していない、という人もいました。

 栄養士の先生には、よくかむとどんなよいことがあるのか「ひみこのはがいいぜ」で教えていただきました。

 ひ・・・肥満予防(食欲をおさえる)
 み・・・味覚がはっきり(味がよくわかるようになる)
 こ・・・言葉がはっきり(口のまわりの筋肉が発達するため)
 の・・・脳の発達(脳に血液がいきわたるため)
 は・・・歯の病気予防(だ液が出やすくなるため)
 が・・・がん予防(免疫力がアップするため)
 い・・・胃腸がすっきり(食べ物が細かくなるため)
 ぜ・・・全力投球(全身の筋肉が発達するため)



昔と比べて、今はやわらかい食べ物が増え、なかなかよくかむことが難しくなっています。
食べ物によって「よくかむこと」がしやすいかどうか、実際にするめとゼリーを使って体験しました。
飲み込むまでにかめた回数は、ゼリーが30~100回、するめが120回~500回でした。
食べ物によってこんなに違うのですね。

その日の給食は、みんな、かむときにはしを置いてよくかむことができていました。

<5年生 朝食をしっかり食べよう>
 まず、みやまっ子生活を見直そう週間での朝食を振り返ります。
栄養士の先生には、なぜ朝食をしっかり食べるとよいのかについてお話いただきました。
 朝食には3つのスイッチがあるということでした。
 ・からだのスイッチ(体温を上げる)
 ・あたまのスイッチ(脳をはたらかせる)
 ・おなかのスイッチ(腸の動きを活発にし、排便をうながす)


次に今日の自分の朝食にプラスするとしたら、どのようなものがよいか、考えました。
5年生は、しっかり朝食を取ってきた子どもたちが多かったので、ボリュームたっぷりの朝ごはんになってしまいましたが・・・
実際は、食品の「からだをつくるグループ」「熱や力のもとになるグループ」「からだの調子を整えるグループ」が1品ずつ入っていればよいとのことでした。