了解 2年算数「さんかくやしかくの形をしらべよう」

2年算数「三角形と四角形」の単元で授業研究を行いました。
単元に入って2時間目の授業です。授業者は、いろいろな図形をボードに掲示しました。
「この中から好きな形を引いてみましょう。裏にあたりかはずれが書いてあります。」とだけ説明し、児童がカードを選びます。

一つ一つ、授業者があたりかはずれかを発表し、黒板に貼っていきます。
3つほど出したところで、子どもたちも「あたりって、どんな形かな?」と考え始めました。
授業者も「どうしてその形を選ぶの?」と選ぶ子に聞きますが、まだ気づかない子が多くあります。でも、中には指で形を作ってみたり、「さんかく・・・?」とつぶやいたりする子もいます。

あたりのカードがそろうと子どもたちは「さんかく!」
「三角形!」と気づきました。

でも三角形の中でも『「▽」はさんかくじゃない?』と発言がありました。
この考えはとても重要です!すかさず授業者は、カードを回転させて、「これもさんかく?」と子どもたちに問いかけました。

「まだ、わからないことがあるね。『三角形は~~』とわかるようにしたいね」
子どもたちの「?(問い)」を使って授業のめあてを作ります。
T「どういうめあてになる?」
C「三角形は、どれかな?」
 「三角形は、どんな形かな?」
と子どもたちの言葉で学習のめあてが設定されました。

めあてができたら、まず自分の考えを整理します。2年生はいつも友だちと話し合う学習をおこなっており、「調べたい!」という意欲に満ちた2年生は、この日も友だちと考えを交流し合います。

~続く~