鉛筆 2年算数「さんかくやしかくの形をしらべよう」②

 子どもたちは、1年生からの学習と前の時間の学習から、「あたり」の三角形を算数の見方で比べながら、共通する定義を探します。

「かどが三つ」
「線が三つだよ。」→『直線が3本だね。』
担任が”算数の言葉”に言い換えながら、確認していきます。

三つの”定義”を確かめたら終わり・・・ではありませんでした。ここからが授業者の一番大切にしている山場です。
3つの定義を踏まえて、『?』の袋に入れてある新たな問題にチャレンジしながら見直しをしていきます。

・直線でなく曲線になっている形
・かどが4つある形
・直線がつながらず切れいている形
などが、なぜ「三角形」ではないのかを子どもたちが考え、どんどん発表していきます。

時間内に何度も「三角形とは?」を考えることができた子どもたちでした。
学力をつけるということは、このような
〇 自分で学ぼうとする意欲
〇 友だちと確認し合いながら、解決していく喜び
〇 わかったつもりのことを、何度も、いろいろな視点から確かめる学習
を地道に積み上げることが大切なのですね。
たくさんのことを学ぶことができた授業研究でした。