自分の未来・地域の未来を考える会
2025年10月31日 12時30分10月31日(金)の4校時に体育館において、自分の未来・地域の未来を考える会を行いました。人口減少が続いていく中で、「ふるさとを残していくためにはどうしたらいいだろうか?」をテーマに話し合いを行いました。1グループ6~7人程度で、3年生のコーディネーターを中心に、いろいろなアイディアを出していました。
人口減少の状況の説明を聞いている様子
毎年、各学年1人のペースで滝根中の生徒が少なくなっている状況で、令和27年ごろには新入生がいなくなってしまうペースである。このままでは滝根中の存続、滝根町の存続が厳しくなることを理解しました。アンケートでは、93%の生徒が滝根町を出て生活したいと答えていました。理由は「働きたいところがないから」が最も多く、「一度は滝根町を出て生活したい」などと答えていました。また、「滝根町を出た後に、戻ってきたい」と肯定的に答えた生徒も70%いました。しかし、このままでは戻るころには滝根町がどうなっているか不安に思っている生徒もいました。そこで、かつて滝根町はあぶくま洞を発見した後に、子供の数の減少が止まった時期があり、産業の活性化が人口減少を食い止めるヒントを提示し、話し合いが行われました。
グループでの話し合いの様子
3年生のコーディネーターが上手にグループの司会を進行していました。
代表のグループが発表している様子
「交通網を整備する」「あぶくま洞をさらに開拓する」「健康公園を作る」「マスコットキャラクターを作る」など発表しました。
「SNSを使ってあぶくま洞や滝根町のことをもっとPRする」「特産品を作って、PRする」「イベントを増やし、集客をアップさせる」など発表しました。
最後に、人口減少を食い止め、現在も子供の数の割合が多いO村の活動を紹介しました。一人一人が自分のふるさとを考え、小さなことでもいいから何か実践していくことが大切だと感じ取ってもらえれば幸いです。