学校日記:学校だよりアップしました。

学習発表会 「都路小2年生のふしぎな旅」

2年生の発表は「都路小2年生のふしぎな旅」でした。

国語の授業で、お気に入りの本を紹介していたら、

「にくのくに」という本の世界に迷い込んでしまうお話です。

迷い込んだ「にくのくに」では、誰が一番の王様かを決める選手権がひらかれています。

ハンバーグ王、トンカツ王、テリヤキチキン王、そしてソーセージ王とハム王、

お互い一歩も譲らず、とうとうケンカが起きてしまいます。すると…

「みなのしゅう、待たれい!」

スキヤキ王が来て、みんなをまとめてくれます。

おいしいスキヤキを食べて仲良くなった王様たち。みんなでダンスを踊ります。

一部始終を見届けた2年生が学校に戻ってくると、うれしいサプライズが。

「今日の給食は、スキヤキです!」「やった~!」

不思議でおいしい旅をした2年生でした。

 

この「にくのくに」という本は、2年生全員が大好きな本で、

実際に「お気に入りの本を紹介しよう」という授業でクラスの子が紹介した本でもあります。

そのため、このお話に決まったときから2年生はやる気満々!

 

しかし、いざ練習が始まると、子どもたちは「え~!」「セリフがめっちゃ長い!」とびっくり!

長ゼリフに加え、今年度は全学年が体育館での発表ということで、

昨年度よりも大きな声でゆっくりはっきりと話す必要があります。

子どもたちは、長ゼリフの暗記や王様らしい話し方・動き方に苦戦しながらも、

工夫をしながら練習を重ねてきました。

時には、体育館でも聞こえるくらいの大声を出すためにさらに広い校庭で練習したり、

自分たちの演技をタブレットで撮影し、それを見ることでさらに良い演技ができるようにしたりと

本番に向けてたくさん練習しました。

 

本番では、今までの練習の成果を発揮するように、堂々と元気よく発表することができました。

「緊張しないで上手にできました!」「目標だった、大きな声でゆっくりはっきり言えた!」と、

子どもたち自身も、長ゼリフを間違えないで言えたことや

大きな声でゆっくり話せたことが自信につながったようです。

大きな行事をひとつ終えて、またひとまわり大きく成長した子どもたちでした。