丸森日誌

インフルエンザについて

インフルエンザについて詳しく話を聞く機会があった。興味深かったのは、インフルエンザウイルスに限らず、ウイルスというものは、自分単独では生存できないという点である。そこが細菌との大きな違い。だから、インフルエンザウイルスも風邪の原因のウイルスも、みな人間の細胞に付着することで生存するのであって、空気中に漂っているものではない。人混みの中がキケンなのは、人が集まれば、せきやくしゃみに混ざって飛び交うウイルスを吸ってしまう確率が高くなるから。それから、インフルエンザウイルスは、年間通じて存在する。ただ、冬場に罹患する人が増えるのは、気温の低下や体力の低下、空気の乾燥など、ウイルスにとって居心地の良い環境になるため。そして、やはりインフルエンザや風邪にかからないためには、体内に入ってきたウイルスをやっつけることができるだけの、免疫力を高めておくことが一番大事だということ。その基本は、栄養・運動・休養だということ。