丸森日誌

運動会に思う

あんなに晴れの日が続き、当日も間違いなく晴れの予報であったのに、当日の朝から天気は急変、一面、曇り空。今にも雨がこぼれてきそうな空だった。しかし、結果オーライ。途中、小雨に何度か降られわしたものの、昨年のような風も吹かず、気温もそこそこまで上がり、決して寒くていられないという状況ではなかった。実際、翌日曜日は太陽も顔を出した晴れだったが、風が強くて、こっちの方が寒さを感じたくらいだった。それにしても、今回の運動会を終えて、改めて、南っ子たちの素直さ、健気さを感じた。団体戦を見てそう思った。競技に使った道具を決められたところに置く。競技のルールをしっかり守る。決してずるしてごまかそうとしない。そういう姿が至る所で見られた。いや、当たり前のことかもしれないが、この当たり前のことが当たり前のようにできることを、田村市の教育では目指している。勝ち負けだけでない、運動会で大事にしたいことを、子どもたち一人一人が目指して取り組んだ運動会だった。そして、朝早くの準備から、最後の片付けまで、保護者の皆さん、地域の皆さんに協力頂いた。心から感謝である。