日誌

保護司の活動について学びました!

2月21日(火)、2年生を対象に2学年ホールにて「保護司講話」を開催しました。「保護司」という仕事の内容や活動の状況について、田村地区保護司会会長の時田敏孝様を講師としてお招きし、ご講話いただきました。

 「保護司」とは、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員で、保護観察を受けている人の立ち直りを支援する仕事です。犯罪を犯してしまった人の社会復帰に向けた指導や生活環境の調整を行います。

 この仕事が生まれたきっかけは、ある男性の悲しい出来事からでした。服役を終えた男性は社会復帰を目指していこうと決意し、故郷へ帰りました。しかし、そんな彼の気持ちとは裏腹に、家族や親族、社会に彼を受け入れる場所はなく、絶望した彼は自ら命を絶ってしまったのだそうです。それを知った彼の服役していた刑務所の副所長らが中心となり、更生保護施設が作られたということでした。

 「保護司」の仕事については、ほとんどの生徒が初めて知ることばかりでした。最後に、交通事故で人を死なせてしまった人の後悔と遺族への償いの日々について歌った、さだまさしさんの「償い」を聴きました。 

講演後、2年生を代表してS.Kさんがお礼の言葉を述べました。

生徒の皆さんは、「保護司」の活動内容について学ぶとともに、罪を犯すことの重大さを改めて学ぶことができました。