都路中学校の活動記録を掲載します。どうぞご覧ください。

成長期におけるメディアの影響について~地域学校保健委員会を開催~

 8日(水)、都路小・中学校の第2回地域学校保健委員会を開催しました。今回は講演として、講師に国立病院機構仙台医療センター小児科医の田澤雄作先生をお招きしました。講演では、幼い時からの過剰な映像メディア(テレビ、ビデオ、ゲーム、スマホ等)との接触は、コミュニケーション障がいやパーソナリティ障がい、慢性疲労などを引き起こし、社会力不足のため、不登校や引きこもり、あるいはニートの問題や反社会的事件につながるおそれがあることが、科学的な知見から分かりやすく語られました。

<生徒の感想>
〇 ゲームやテレビ漬けをやめて2週間経つと、顔の表情が変わったり、登校でき
 るようになったりと、メディアの影響はすごいと感じました。私もメディア依存
 にならないように、時間を決めて生活したいと思います。(2年女子)
〇 印象に残っているのは、「私もお母さんのスマホになりたい」という子どもの
 言葉です。母親がスマホに夢中になってしまい、子どもがこんな気持ちをもって
 いることに驚きました。メディアとの付き合い方を考えて生活したいと思いま
 す。(3年男子)
〇 私はあまりゲームやスマホは使わないのですが、田澤先生の話を聞いて、自分
 だけではなく、周りの人にも注意していきたいと思いました。(1年女子)
〇 2~3時間勉強しても、その後ゲームをしてしまうと内容が身に付かないとい
 う話は、私にも当てはまることでした。生活をする上での時間配分、就寝時間な
 どを全体的に見直して、メディア中毒にならないように心がけていきたいと思い
 ます。(1年女子)