都路中学校の活動記録を掲載します。どうぞご覧ください。

将来、社会に貢献できる人になるために

毎年、総合的な学習の時間に、都路志塾(全学年参加)を開塾し仕事を通して社会や地域に貢献している方を講師にお招きし講演を聴くなどして学びを深めています。今年度は、阿武隈風力発電事業に携わっている方に講演をしていただきました。東日本大震災や原発事故からの復興への思いを抱きながら仕事に臨んでいることや事業の概要、建設を進める上での困難な点などを丁寧にお話ししていただきました。講演会後、主に3年生から多くの質問が出されました。担当の方も答えに窮するようなするどい質問もあり、生徒の興味関心の高さがうかがえました。講演会後は風力発電機の建設現場を見学しました。建設には大きなクレーン車(日本に18台あるうちの1台)が使用されおり、その大きさや建設中の風力発電機を目の前で見た時の生徒の驚いた表情がとても印象的でした。グループ(学年縦割り編成)ごとに、建設に携わっている方の説明をしっかり聴いたり、積極的に質問をしたりする姿が素敵でした。今回の講演や現場見学を通して、学んだこと、感じたことを今後の学校や家庭生活に生かして欲しいと思います。

今回、ご協力をいただきました福島復興風力合同会社や風力発電事業に携わっておられる方々、お忙しい中時間を割いていただき誠にありがとうございました。