都路中学校の活動記録を掲載します。どうぞご覧ください。

ブックトークを行いました

 「図書室にいい本がたくさんあるので、子どもたちにどんどん読ませてほしい」という保護者の方からの声をきっかけに、生徒の読書環境の充実に取り組んでいます。また、6月から、市図書館支援員の猪狩先生に、月2回勤務していただき、図書の整理や、図書の紹介などをしてもらっています。28日(水)の昼の時間は、生徒の読書への関心を高めることを目的として、猪狩先生に「ブックトーク」をしてもらいました。取り上げたのは、『世界の難民の子どもたち』という絵本です。紛争でエリトリアという国を脱出し、難民となった少年が、新しい国での慣れない生活、父の死という困難に直面しながらも、たくましく生きていくというストーリーです。読み聞かせでは、じっと聞き入る生徒の姿も多く見られました。また、単に読み聞かせだけではなく、今後日本でも難民の対応について真剣に考える必要があることなど、本の内容と関連した話もしていただきました。今後も、自ら本に手を伸ばす子どもが増えるように、読書環境や読書活動の充実を図って参ります。ご家庭や地域でのご協力もよろしくお願いいたします。