瀬川っ子 頑張っています!

花丸 4年理科「もののあたたまり方(水編)」

 4年生の理科の実験は、本日の実験を終えて残すところ後1つとなりました。
 先日は、金属のあたたまり方を調べました。(2月20日、本ホームページ掲載)ここ2時間ほどは、水のあたたまり方を調べました。
 示温インクを溶かした水を試験管に入れアルコールランプで熱します。示温インクを溶かした水は、温度が上がると青色からピンクに変色します。
 ↓ 試験管の下部をアルコールランプで熱します。すると、アルコールランプで熱している所からではなく、試験管の上部からピンク色に変わりやがて、全体があたたまって鮮やかなピンク色に変わりました。(示温インクという教材を始めて使用しましたが、優れものです・・。)
  
 この学習後、子供達は、このようにノートにまとめていました。
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 試験管の下をアルコールランプで熱したら、温められた水が上に行ってから、だんだん下が温まってくる。試験管の上を温めたら、上しか温まらなかった。(Rさんのノートより)
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 さらに実験は続きます。示温インクを溶かした水をビーカーに入れ、ビーカーの底部の端をアルコールランプで熱してみました。すると、温められてピンクに変色した水がビーカーの上の方に動いて行くのが見えました。温められた水は、上に動くようです。(見て下さいこの笑顔。実験は楽しいのです。ましてやカラフルに変色するなんて、女子6人の4年生が楽しくなる実験です。)
 
 さらに、温められた水が動いていることを確かめるため、水に「おがくず」を入れて熱してみました。すると「おがくず」が上に上がったり、また下がったりしている様子が見えました。
  
 今日の子供達のまとめです。
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 水は、温められると、上に動いて次第に全体が温まることが分かった。とてもよく分かりました。実験もいっしょうけんめいできました。(Kさんのノートより)
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 最後にもう一つの実験。これは、教師実験として行いました。なぜ、水は温められると上に動くのかを確かめる実験です。
 お湯を入れたペットボトル(赤いシールを貼ったもの)と冷水を入れたペットボトル(青いシールを貼ったもの)を水槽の中に入れると、お湯の入ったペットボトルは浮き、冷水の入ったペットボトルは沈みます。温度の高い水は軽く、温度の低い水は重いのです。これが、水が温められると上に上がって行く理由です。


 金属と水ではあたたまり方が違う。では、空気のあたたまり方はどうだろう。いよいよ最後の実験です。