瀬川っ子 頑張っています!

花丸 ペットふれあい教室(1,2年)

 ペットとして飼われていた動物が捨てられたり、暴行を受けたりというニュースを時折聞きます。一方で、東日本大震災の際に、避難所にはペットを入れることができないのでペットと一緒に、車の中で寝泊まりをしていたという方の話を聞いたりします。子どもたちには、動物も同じ命ある大切な存在として接することのできる人になって欲しいと思います。以前、学校では、鶏やウサギなどの動物を飼って、子どもたちが生活科等の中でふれあうことができる機会がありました。しかし、諸般の事情で学校で動物を飼わなくなりそういった機会はなくなってきました。こうしたことを踏まえて、瀬川小学校では毎年、ペットふれあい教室を行っています。今年は、県中保健所から2名の先生と、ボランティアの方4名が2頭の犬(ナラとマリオ)を連れて来校して下さいました。まず、犬との接し方を指導していただきました。犬と接するためには、① 飼い主の方に「こんにちは!」と元気にあいさつする。(犬は、これで飼い主の友達だと認めてくれます。)②飼い主の方に「さわって良いですか?」と聞きます。(触っても大丈夫な犬かどうか飼い主さんが一番よく知っています。)③飼い主の方が「いいですよ。」と返事をしたら、しゃがんで体を低くします。④手の甲を上に向け、こぶしを握って犬の口元に差し出します。⑤犬がこぶしを舐めたら、触ってもOKのしるしです。⑥頭の上でなく、下の方からなでます。 ここで注意することは、耳の先や足、しっぽなどを触られるのは、嫌だと思う犬が多いという事です。子どもたちは、この方法で一人一人犬とふれあいました。

  
 
 ↓ その後、マリオの協力で心音を聞かせてもらいました。「トクットクッ・・」人間よりずっと速い鼓動を感じ、かけがえのない大切な命を持った存在であることを確認しました。
 
 その後、学習のまとめとして、県中保健所の獣医技師さんから、ご指導をいただきました。
   
【みなさんへのお願い】
○動物に名前を付けてください。 ○同じ生きている仲間としてかわいがってください。○皆さんは、動物たちにとって、おにいさん、おねえさんであることを忘れないで下さい。
【動物とふれあう時の注意点】
○動物の身になって・・・嫌がることはしない。 ○動物とふれあった後は、手を洗う うがいをする (動物から病気をもらわない)