瀬川っ子 頑張っています!

花丸 七夕集会を行いました。

 7月7日(木)、業間の時間に「七夕集会」を行いました。
  
   集会委員会の3,4年生が七夕のお話をしてくれました。
  
 七夕のおはなし・・・こんなおはなしでした・・・・・。
 
 七夕はみなさんも知っているとおり、毎年7月7日に行われるイベントです。七夕は、奈良時代に中国から伝わった文化です。昔は、7月7日に着物を織る女の人が上達を願うお祭りが行われていて、そこで使われる「織機」が「たなばた」と呼ばれていました。これが、「たなばた」と言われるようになった由来です。
 みなさんは、なぜ、笹竹に短冊を飾るのかわかりますか。
 笹竹は、まっすぐに天に向かって成長していく植物です。そして、笹の葉は天近くで風にゆられてサラサラと音を出します。この音が天上からご先祖様の霊を呼ぶとされていることから、願い事がちゃんと天やご先祖様に届くように笹の葉に願い事を結びつけるようになりました。
 次に七夕の物語を紹介します。
 夜空にうかぶ天の川の近くに、神様が住んでいました。神様には「織り姫」という名前の娘がいました。織り姫は着物をおる仕事をしている美しい娘でした。神様は、織り姫のお婿さんになる人を探し、天の川の岸で牛飼いをしている彦星と織り姫を引き合わせました。二人は結婚し仲良く暮らしました。
 ところが、二人は仲が良すぎて一緒に遊んでばかりで、全く仕事をしなくなってしまいました。怒った神様は、二人を天の川の東と西に引き離し、離ればなれにしてしまいました。織り姫は悲しさのあまり泣いてばかりいました。そんな姿を見た神様は、かわいそうに思い1年に1度、7月7日の夜にだけ、彦星と会うことを許しました。
 それから二人は、その日を待ちわびながら一生懸命働くようになりました。

・・・・・その後、各学年より代表が、七夕の願いを発表しました。
  
 「野球選手になれますように・・・」          「家族が幸せでいられますように・・・」 
  
「25mをいっぱい泳げるようになれますように・・」 「みんなと仲良く生活できますように・・・
 
 「字がうまくなりますように・・・」              「好き嫌いなくなんでも食べられますように・・・」 
 
 みんなすばらしい願い事です。でも、忘れていけないことは、願い事は、ただ願うだけでは叶わないと言うこと。願い事を叶えるためにはどうすれば良いかを考えて努力を続けることが必要です。頑張っている人の願い事は、きっと叶うように七夕様も手伝ってくれることと思います。
 
 夕方になって、雲が切れ青空が見え始めました。今日は、天の川や織り姫星や彦星も見えるでしょうか。