瀬川っ子 頑張っています!

花丸 夏休み前全校集会

 7月20日、お昼休みを利用して、夏休み前の全校集会を行いました。
 まず、歯科衛生書写コンクール入賞者の表彰、そして、先日行った「優秀ノート審査会」で優秀ノートに認めらた子供の表彰を行いました。
 ↓ 歯科衛生書写コンクール表彰
  
 ↓ 優秀ノート表彰
   
   
  
 ↓ その後、校長より4月6日から本日までの71日間を振り返って話しをしました。
 
 こんな話しです・・・・


 いよいよ明日7月21日から8月24日まで35日間の夏休みとなります。

みなさんは、4月6日に入学式・始業式を行い、今日まで71日間、新しい学年で学校生活を送ってきました。

 皆さんに、4月から楽しかったことは何ですかとアンケートを取ってみると、友達と遊んだこと、友達と仲良くできたこと、宿泊学習に行ったこと、25m泳げたことなどいろいろなことが上がってきました。また、かなしかったこと、つらかったことは何ですかという質問には、友達とケンカをしたこと、運動会で負けたことといった答えが書いてありました。これから頑張りたいことでは、勉強が一番多かったようです。

 先生もこの71日間を振り返ってみると、いろいろなことを思い出します。

その中で、最近で心に残っているのが「全校水泳」です。瀬川小学校の水泳学習は、6月3日の「ラビズパ」からはじまりました。みんな一生懸命に練習しましたよね。みんなで一緒にお弁当を食べたり、ウォタースライダーをしたり本当に楽しかったですね。

学校のプールでの水泳学習は、6月17日からはじまりました。プールを始めるに至っては、5,6年生がプール掃除をしたり、踏み台の準備をしてくれたりしました。どうもありがとうございました。

今年は、皆さんを「アヒルコース」「ラッココース」「イルカコース」に分け、先生方みんなで指導しました。先生方の願いは「皆さん一人一人が水に慣れたり、より長く泳げるようになったり、より速く泳げるようになったりしてほしい」ということでした。皆さんは、先生方のそんな願いにしっかり応えてくれました。先生自身の今年の目標は、まず、Eさんが25m泳げるようになるということでした。Eさんはさっさと25m泳ぎ切りました。次に目標をMさんにしました。Mさんもさっさと25mを泳ぎ切りました。次に目標をRさんにしました。Rさんもさっさと25mを泳ぎ切りました。4年生のMHさん、MNさん、Kさんも25mを泳ぎ切りました。3年生のHさんも25mを泳ぎ切りました。4年生の3人が25mを泳げるようになったので、今年の市の水泳記録会の女子リレーにも棄権せずに出場することができます。このほかにも、イルカコースで練習していた人達もより速く、より長くを目標にしっかり練習してきました。Kさん、Sさん、Hさん、そして、3年生のSさんは100mを泳ぎ切ったということでした。SYさんやAさんも今、一生懸命練習しています。きっと間もなく25m泳げるようになることでしょう。そして、なかなかプールに入れなかったSさんも大きなプールでビート版バタ足をはじめました。水が顔につくとすぐに顔を勢いよく拭いていたMさんは、校内水泳記録会で25mビート板に出場し、足を3回つきましたが顔をしっかり水につけて泳ぐことができました。もう水が顔についてもすぐに拭かなくても大丈夫です。25mを泳ぎ切るのもそう遠くないことと思います。1年生も全員水に顔を付けられるようになりました。水泳の学習を嫌がらずに取り組んでいる姿が立派です。2年生の3人も、アヒルコースからラッココースになり大きなプールで頑張り始めました。

 今、先生が話をした人以外もみんなよく頑張って力を伸ばすことができました。

 なぜ、みんなこんなに泳げるようになったのか、先生は考えてみました。いろいろなことが考えられますが、まず第一に皆さん一人一人がしっかり目標をもって、その目標を達成しようと「その気になって」努力したことだと思います。それから、先生方も一生けん命指導してくださったことだと思います。そんな先生方には感謝しなければなりませんよ。

 でも、それ以外にも理由はあります。それは、一生懸命さ、真面目に目標に向かって努力する気持ちは、他の人にうつっていくということです。友達が頑張っている姿をみて、「自分も頑張らなくちゃ」と思って一生けん命練習したという人もたくさんいることと思います。瀬川小学校のプールには一生懸命さ、真面目に頑張る雰囲気がいっぱいあふれていました。だから、みんな泳ぐ力がついてきたのです。

 このことから逆に恐ろしいことも考えられます。誰かが練習をさぼったり不真面目な態度をとったり弱音を吐いたりすると、それもみんなにうつってしまうということです。もし、瀬川小学校がそんな雰囲気でいっぱいになったら、なにもできない子ども達ばかりになってしまいます。

一人一人の態度や言葉は、周りの人に影響を与えるということも忘れないでほしいと思います。Sさんが25mの練習を一生けん命行っているとき、Rさんたちから「頑張れー。」の応援がありました。とても素晴らしいですね。そんな前向きに頑張る子供達であってほしいと思います。

瀬川小学校は、田村市で一番子供の数が少ない学校です。でも、瀬川の子供は真面目で、一生けん命頑張り通す心があります。この心を先生は「瀬川魂」と名付けたいと思います。これからもこの「瀬川魂」をしっかり持った子ども達で有り続けてほしいと思います。

さて、明日からの夏休みも「瀬川魂」で充実した休みにしてください。8月25日には、全員元気で顔をあわせましょう。

以上で、話をおわります。

この後、生徒指導担当の先生から夏休みの生活について話がありました。
 
 夏休みは・・・「あ、い、う、え、お」で。
「あ」・・・あいさつを元気にしよう!
「い」・・ 命を大切に! 病気になったり、事故に遭ったりしないように。
「う」・・運動をしよう。
「え」・・笑顔で生活しよう!
「お」・・お手伝いをしよう! みんなは、家族の一員だよ!


 それでは、子供達が良い夏休みを過ごせますように・・・。